--世界のユニークな採用試験を紹介する「面接の研究所」--

株式会社コヨーテのオフィシャルブログへようこそ。当研究所では、世界中の気になる企業の採用現場を調べて、そのユニークな採用試験を紹介しています。取り上げる企業は、誰もが知っている世界的な有名企業もあれば、名前も知らない小さな企業もあります。しかし、ここで取り上げるどんな企業も「仲間を募ることへの強いこだわり、熱い想い」は共通していました。そしてその想いは、求職者までもファンにしてしまうものばかりです。ユニークな採用試験の背景にひそむストーリーを楽しんでください。

最新記事一覧
レポート#129 トヨタの採用 「攻める求人ポスター」

JR南武線沿線沿いの駅に突如現れたトヨタの求人ポスター。

 

駅のホームには

 

(写真:NHK NEWS WEBより)

「えっ!? あの先端メーカーにお勤めなんですか!それならぜひ弊社にきませんか」

 

階段やエスカレーターの壁には

「シリコンバレーより、南武線エリアのエンジニアが欲しい」

 

駅からホームへの階段を上ったホームにも

「エンジニアのみなさま、お疲れ様でした。本日帰宅されましたら、自宅でじっくりと下記の内容をご検討ください」

 

この沿線上に拠点がある富士通や、NEC、東芝、NTTデータなどの技術者に向けた広告であることは明らかです。

 

駅ごとに、広告内容が違っているもの巧妙。

 

「ネットやスマホの会社のエンジニアと、もっといいクルマをつくりたい」


「交通事故死をゼロに近づけるためのコードを書こう」

と具体的に呼び掛ける広告も。

 

ライバル企業に「直接」求人広告を打つ、というのは日本ではあまり好まれるやり方ではないようですが、人材獲得競争が激しいアメリカのシリコンバレーでは、当たり前のように行われています。

 

例えば、ジョン・サリバン博士が2012年のASTD(現ATD)で語った攻める採用の事例です。

 

・MicrosoftはYahoo!の従業員に攻撃的なEmailを送った。

 

 

マイクロソフトの採用チームです。リストラの話がペンディングになっていることが気になり、ヤフーから多くの人が去っていると聞いています。ここまで読んでいるということは、我々からの提示に少しは興味を持っているでしょう。マイクロソフトは採用中です!

 

・tokbox(ビデオチャットのサイト上での運営をサポートする企業)は競合yahoo社の向かいの道にタコスを無料で配る車を停めて、レジュメとメディアを集めた。

 

 

 

・Zscaler(インターネットセキュリティソフト会社)は、競合のBlue Coat社の周りに看板を掲げた車を走らせた。

Zscaler はBlue Coatの人々を歓迎します。採用中!


また、Google社は、これまで2万人以上の人材を、競合企業から直接引き抜いた実績があるようです。

 

 

さて、このトヨタの攻める求人ポスター、一体どれぐらいの広告料がかかったんでしょうか。

 

JR東日本企画のサイトから推測してみると、、、
(参照:JR線駅ランク別広告料金)
 http://www.jeki.co.jp/transit/mediaguide/pdf/PL30.pdf

 

ポスターサイズが縦1030mm横1456mmのB0サイズだとすると

 

今回の沿線エリアは、7日間で36000円(おそらく)

 

20箇所に設置したとすると、720,000円
※もし詳しい方いらっしゃったら訂正してくださいませ。

 

ここにポスター制作費もかかってきますが、それほど費用はかからないでしょう。

 

少なくとも10以上のWEBメディアで取り上げられており、話題になっておりました。

 

沿線を利用するエンジニアを含め、かなり多くの方に届いたのではないでしょうか。

 

紹介会社に依頼すれば、200万以上はかかるであろう人材を、この攻めの求人ポスターで何名とれたのか。
 

とても気になるところです。

 

| comments(1) | trackbacks(0) | 16:05 | category: レポート |
COYOTE WORKSHOP 米Googleやインテル、SAPなどで人材開発に活用されている注目の”心を調えるスキル”「マインドフルネス」を体験するセミナー
海外の企業や成功者の間で注目されているマインドフルネスプログラム」

EI(エモーショナルインテリジェンス)、リーダーシップ、エンゲージメントを高めるメンタルトレーニングとして導入されているマインドフルネスプログラム。GoogleGeneral Mills、Target、など大手各社やハーバードビジネススクール、クレアモント大学でも採用され、注目を浴びています。またインテル社は世界10万人の従業員に対して、9週間にわたる瞑想の基本的なトレーニングをベースとした、マインドフルネスプログラムを展開しています。※参考:Google社のマインドフルネスプログラムについてのインタビューがYouTubeでアップされています。
https://www.youtube.com/watch=Pa_a2eGMMog&feature=youtu.be

「ストレス軽減や就業満足度の向上、仕事の生産性を高めることにも役立つと言われている

近年の様々な研究により、マインドフルネスは、健康(免疫力↑、痛み・炎症↓)、メンタルヘルス(うつ、不安症、ストレス↓)人間関係(EI・思いやり↑、寂しさ↓)、自己管理力(感情の制御、内省力、注意力↑)、生産性(集中・注意力、記憶力↑)などの効果があることが科学的に実証されています。(参考:Psychology Today 2013年9月11日"20 Scientific reasons to start meditating today"より)また、先日NHKでも特集が放送され、日本でも注目が集まりつつあります。 
(参考 http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2014/11/1106.html )

「マインドフルネストレーニングの第一人者である清水ハン栄治氏が特別トレーニングを開催

今回、このマインドフルネストレーイングを日本における第一人者である清水ハン栄治氏をお招きします。清水氏は、マインドフルネスを活用したグーグル社で生まれた人材育成プログラム(SIY)※日本人初の講師であり、ダライ・ラマと心理学の世界的権威、ポール・エックマン博士が開発したCEB (Cultivating Emotional Balance)の講師資格を持ちます。※昨年度よりSIYは世界中から講師候補を選抜し、1年かけて養成しています。今回登壇いただく清水ハン栄治さんは、その講師第1期生30人の中の一人です。

<今回体感して学べること>
・心を調えるマインドフルネスの効能
・マインドフルネス強化の方法
・仕事、日常に取り入れる方法
・仕事の効率アップの方法
・苦境を乗り切るレジリエンスの強化方法
・マインドフルのON/OFF

<こんな方にオススメ>
社員満足度向上や組織の一体感を高めたいと考える経営者
マインドフルネスプログラムの社内への展開を検討したい人事の方
生産性の向上やストレス軽減などの効果を体感したいビジネスパーソンの方 など

プログラム____________________________________________________________________
 
・心を調えるマインドフルネスの効能の説明(脳医学、心理学、ビジネスでの応用)
マインドフルネス的な集中を体感(ほしぶどう、聴力テスト)
マインドフルネス強化: (座禅、呼吸法)
仕事、日常に取り入れる方法
効率アップだけでなく、苦境を乗り切るレジリエンス強化としての応用
マインドフルのON/OFFを使いこなす演習(歩く瞑想)
 
セミナー概要__________________________________________________________________
 
開催日:2015年2月12日(木)18時30分〜21時30分 18時開場
参加費:一般(お一人様) 5,400円(税込)
会場 :恵比寿ガーデンプレイスタワー12階 クックパッド株式会社内セミナールーム
定員 :50
共催 :株式会社RiceBall

詳細・申込はこちらから↓
http://peatix.com/event/68358


講師紹介______________________________________________________________________

清水ハン栄治
University of MiamiよりMBAを取得し起業後、大手企業で成功と恵まれた環境を手に入れながら、実はココロが全然穏やかじゃない不幸せな自分に気付く。では本当のシアワセとは何なのか、人生後半は本質的なシアワセのみを追求したいと脱サラし、独自のメディアプロジェクトを開始。人権を訴える伝記漫画シリーズは世界25カ国12カ国語で出版、幸福度をテーマにしたドキュメンタリー映画「Happy−しあわせを探すあなたへ」は世界12の映画祭で賞を受賞、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどのiTunesと日本のAmazonでナンバー1ドキュメンタリーに輝く。NHKの白熱教室では「幸福学」シリーズのプロデューサー兼ナビゲーターも務める。現在、幸福度の研究を更に加速し、心理学者や脳医学者、宗教者などと連携して怪しく無く、誰でも気軽に実践出来る幸福度向上プログラムを世界中で普及している。TED、著名大学での講演など多数
 

さらに興味のある方は・・・
マインドフルネスのプログラムをもっとじっくり受けてみたい、という方にはこんなセミナーや研修も予定されているそうです。興味のある方は是非チェックしてみてください。皆さまのご参加、お待ちしております。
 
・2月14日(土)マインドフルネストレーニングの第一人者、清水ハン栄治氏による「マインドフルネス エッセンシャルズ」
・3月14日、15日(土・日)SIYコアプログラムセミナー

【ご質問などのお問合せ先】
株式会社コヨーテ セミナー運営事務局 竹村
TEL:03−4588−6494
MAIL:info@coyo-te.co.jp

皆さまのご参加、お待ちしております。
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レポート#098 アップルも見学にくる「スノーピーク」採用のこだわりとは
アウトドアブランド、スノーピーク社長の山井氏
初の経営書『スノーピーク「好きなだけ!」を仕事にする経営』です。

スノーピークは、徹底したユーザー視点にたった製品開発を行い、
あのアップルもその優れたブランドを学びにくるという日本が誇る新潟のメーカーです。

山井氏は、80年代当時最高でも2万円ほどだったテントを
なんと16万円のテントを販売し、ハイエンドのキャンプ市場を作りあげた人物。 

著書には、マーケティングを一切しないという経営哲学や
働き方、オフィスに対するこだわりと合わせて、社員の採用ついても触れられています。

求める人物要件は、もちろんアウトドアが好きであることが大前提。
しかし、趣味が「キャンプ」程度では難しい。

社員には、本社の前にあるキャンプフィールドで一泊して出社する人間もいるほど
アウトドア好き。

そんなユーザー視点を持てる人材が欲しいのです。

次に重視されるのは「主体性」
前例のない商品をつくることにこだわるため
隣をみて動くのではなく、自ら主体的に働きかけられる人材が必要とされています。

そして、最後は人間性。チームにフィットするか。

それを見るために
「この応募者と一晩空港のベンチで過ごすことができるか」と、
面接官自ら問いかけます。

Googleで用いられている「エアポートテスト」を参考にしているようです。

ブランドを成長させるのは人である。
こだわりは採用にも表れるものです。

最後に、スノーピークのオフィスはすごいです。
2011年に新設されたキャンプフィールドとものづくりの現場が一体化した
斬新なオフィスで、日経ニューオフィス賞も受賞されています。

第25回 日経ニューオフィス賞 受賞オフィス SnowPeak Headquaters

一度、オフィスに訪問もしてみたいと思っています。
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採用力を高めるセミナー『0からはじめるプログラミング講座(全3回)』
 <株式会社コヨーテ主催「採用力を高めるセミナー」のご案内>
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エンジニア採用を成功させたい人事担当のための

『0からはじめるプログラミング講座(全3回)』

「エンジニアを理解して、よりよいエンジニア採用を!」
 
エンジニア採用は難しい。エンジニアの採用をしている人事さんからよくうかがう言葉です。求めるレベルの人材が来てくれないという課題もありますが、実は「エンジニアのことがよく分からない」という人事担当者自身の悩みを聞くことも多くあります。「文系だから」「自分はエンジニアじゃないから」というエンジニアの理解不足がエンジニア採用を難しくしている要因のひとつではないでしょうか。エンジニアは専門性の高い職種であるからこそ、彼らの仕事や特性を理解することが重要となります。本講座は、エンジニア採用を成功させるための、人事担当者に向けてご提供するプログラミング講座です。(初心者の方でも安心してご参加いただけるプログラムです。)

[こんな方に来てほしい]
 ・エンジニアを採用している企業の人事の方
 ・エンジニア採用をこれからしていきたい人事の方
 ・自分でHP制作ができるようになりたい人事の方

[講座のねらい]
 
・プログラミングの基礎を知る
 
・システムの構成を学ぶ
 
・エンジニアという職種の特性を知る
 
・優秀なエンジニアとは何か?を知る

[ゴール(講座終了後できるようになっていること)]
 ・
簡単なプログラミング技術を取り入れたWEBサイトをひとりでつくることができる
  
作品イメージはこちら http://junchiba.com/happenstance/
 ・
プログラミング言語を使って診断アプリをひとりでつくることができる

[この講座を受講することのメリット]
 ・
エンジニアの気持ちが分かる
 ・
エンジニアの特性が分かる
 ・
採用時にエンジニアの協力があおぎやすくなる
 ・
自社のHPが修正できる
 ・
プログラミング言語を使って、自分で作品を作ることができる
 ・WEB制作会社にただしく発注できる


[これまで人事向けゼロプロ講座(株式会社ジョブウェブ主催)に参加された企業の声]

「受講生としてゼロプロで得たものや、思うこと」
 
※所属・肩書きはアンケート回収当時のものです。

完全に敷居値が高いと思っていたプログラミングの世界に背中を押して頂くけました。教本などで読むだけでは理解のできない部分も、実際に手を動かしながらエラーを経験しながら理解していくことができるので、自分でもできるんだという事が分かってからは楽しく飲める込めると思います。自身がプログラムを組めることになる事は個人的に楽しめる要素ですが、仕事に一番活かせると感じれるのは、だからエンジニアはここにこだわるのか。だからディスプレイは2つ必要なんだ。など視座の違いや職業柄大切いしていることを理解することでエンジニアと埋まりにくい感覚のさや、エンジニアが大切にしている事を体感で来たことかと思います。(株式会社ミクシィ 人事部)

まず参加してよかったなと思うことは、プログラミングとはなんぞや、ということの大まかな理解を、頭だけでなく、自分で手を動かすことで実際に経験できたことです。これまで、エンジニアやエンジニア志望の方とお話をするときに聞きかじった知識や用語で話をしてしまうことが多く、自分自身にプログラミングの経験がないことに対して問題意識を持っていたのですが、Webサービスができるまでに必要な大筋の流れを自ら体験できたと共に、エンジニアの偉大さを改めて痛感できたこと、プログラミングの楽しさを垣間見れたことが何よりの収穫でした。(株式会社ガイアックス 人事企画・総務部)

[これまで人事向けゼロプロ講座(株式会社ジョブウェブ主催)に参加された企業(敬称略)]
インターファーム、オークファン、ウィルゲート、ガイアックス、サイバード、シアトルコンサルティング、マイクロアド、マイネット、ミクシィ、ユナイテッドなど

[これまで学生向けゼロプロ講座(株式会社ジョブウェブ主催)に参加した卒業生の就職先(敬称略・順不同)]
サイバーエージェント、楽天、DeNA、リクルートホールディングス、Yahoo、アクセンチュア、NTTドコモ、ソフトバンク、ワークスアプリケーションズ、ソニー(アプリ開発)、NTT東日本、日本オラクル、エイチーム、ネットプロテクションズ、メンバーズ、インターファームなど。その他に起業3名。

[この講座で学ぶプログミング言語]
 
・HTML(ホームページを作成するための言語です)
 ・Javascript(iPhoneアプリなども開発できる言語です) 
 ・MySQL(データベースに関連する言語です)

[プログラム]
 ・
全3回 各2時間の講座となります。
 ・
予習復習用にe-learning教材もご用意しています。
 

Day1(6月26日・木)

【講義】
システムはどうやって作られているのか?

【実践】
HTMLの基礎を学ぼう
・HTMLとは
・HTMLを書いてみよう
・Googleマップをホームページに追加する
・画像をホームページに入れる
・Bootstrapを使ってかっこいいサイトを作る
 

Day2(7月3日・木)

【講義】
エンジニアとデザイナーの技術面の違いはなにか?
フロントサイドとサーバーサイドの違いとは?

【実践】
Javascriptの基礎を学ぼう
※JavascriptはiPhoneアプリなどの開発にも使える言語です
・Javascriptとは
・Javasciptを書いてみよう
・応募フォームを作ってみよう
・◯◯診断アプリをつくろう
 

Day3(7月8日・火)

【講義】
優秀なエンジニアとは?
新卒エンジニアの見極め方とは?

【実践】
◯◯診断アプリの発表
みなさんにプレゼンしていただきます
データベースの基礎を学ぼう
・データベースとは
・データベースから検索してみよう
 

[講師プロフィール]
千葉 順(ちば・じゅん)
 
株式会社HEART QUAKE 代表取締役
1982年生まれ 神奈川県川崎市出身。高校時代に人工知能に興味を持ち、研究室まで決めて成蹊大学 工学部(現:理工学部) 入学。卒業研究は「プログラミングを学ぶe-learningシステムの開発」。2005年、株式会社ワークスアプリケーションズ入社。システムエンジニアとして会計システムの開発に従事。同社を代表する10人の社員に選出される。また、毎年4万人が志望する同社のインターンシップ運営リーダーを歴任。2010年6月同社を退社後、日本一周旅行を経て2010年10月に株式会社HEART QUAKEを設立。2011年4月より京都精華大学にてキャリアデザイン論の講師も務める。
 
[概要]
 対象:エンジニア採用を行っている/行う予定の人事担当者様
 定員:最大15名まで
 日程:6月26日(木)/7月3日(木)/7月8日(火)(全3日程)
 時間:各2時間(19時30分から21時30分を予定)
 価格:一般 おひとり50,000円(税別)
        COYOTE CLUB会員 おひとり35,000円(税別)
 会場:株式会社ジョブウェブ セミナールーム(アクセス
 住所:東京都港区六本木2-2-6 福吉町ビル2F
 持物:筆記用具、無線LAN接続可能なパソコン(お持ちでない場合はご相談ください)
 主催:株式会社コヨーテ
 協力:株式会社ジョブウェブ
    株式会社HEART QUAKE
 
[参加方法]
 申込ページより必要事項を明記の上、お申込みください。
 確認後、ご請求書をメールにてお送り致します。
 6月20日(金)までに指定口座へのお振込みをお願いします。
 
 申込ページはこちら
   ※6月20日をもって申込は締め切りました。

[注意事項]
 ・原則として全3講座に参加いただける方に限らせていただいております。
  止むを得ない理由で欠席される場合は自習いただきます。
  ※3回のうちいずれかをご欠席された場合でも、受講料のご返金はいたしません。
 ・無線LAN接続可能なパソコンを当日必ずお持ちください。
  ※
お持ちでない場合はご相談ください。
 ・初心者の方でも安心してご参加いただけるプログラムになっております。
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レポート#096 Apple,Google,Zappos,,,の採用「魅せるRecruiting Video」
こんにちは、コヨーテ菊池です。 

前回お送りしたメールマガジンでもご紹介した海外のRecruting Video。
※メールマガジン登録がまだお済みでない方はこちらから→メールマガジン登録

非常に反響が多かったので、こちらのブログでは更に魅力的なコンテンツを追加してまとめました。

まずはAppleさん。製品CMとテイストは似ていますが、これからご紹介する動画の中では、よくまとまっていて王道のRecruiting Videoという感じです。

次は、ビジネスSNSのLinkedinさん。社内イベント「ハックデイ」の様子を中心に会社を見せています。イベントの様子を見ると、会社の雰囲気、大切にしているものなどが見えてきます。

こちらは2006年にアップされたGoogleさんのRecruting Videoです。少し古いですが、カジュアルで優秀なエンジニアたちがのびのびと働いている様子が伝わってきます。

靴や衣料のインターネット通販を中心に手がけるZapposさんは家族的な経営で知られています。動画でも楽しそうに働く社員さんが印象に残ります。

100万を超える圧倒的な再生回数を誇るのが、Twitter社のRecruiting Videoです。あえてチープな作りにした動画は、ユーモアがあり楽しいです。

スターバックスさんの学生向けビデオですね。インターンシップは、どんな人たちと学べるか、どんなメリットがあるかが気になります。経験者がこうして語ってくれると、嬉しいですよね。

eコマースプラットフォームのShopifyさんの動画は、簡潔にまとまっています。テンポがよく、ユーモアを挟み込むセンスが抜群です。これぐらい短くても、印象にな十分残ります。

ちょっと毛色が違いますが、企業理念をとても大切にしているサウスウェスト航空。採用向けでもあり、企業スタンスを伝える上でも非常に上手くまとまっている作品です。

最後に、社名を何度も繰り返して頭にこびりついてしまうZendeskさんの動画です。こういう会社の紹介の仕方もあるんだなと参考になります。
いかがでしたでしょうか。

私の感想ですが、やっぱり「人」こそ、最大のコンテンツだなと思いました。

どのRecruiting Videoも、そこで働く人、にフォーカスしています。

日本のRecruiting Videoの多くは、事業の説明のためのアニメーションや仕事の流れなども出てくることが多いですが、せっかく動画で伝えるなら、人が一番のコンテンツです。

「何」をするかも大事だけど、「誰」とするかのほうが気になるものですから。

個人的には、登場する社員さんたちに、スピーチと笑顔の練習をして臨んでもらうのがベストかなーと思います。
あとは飽きさせないために、できるだけ人と場所を変えることと、ユーモアを挟み込むこと。

1分間の動画の情報は、文字情報に換算すると180万文字分の情報量とも言われていますので会社の魅力を短い時間で、ぎゅっと凝縮して伝えるにはよいツールでしょう。飽きない時間の目安は2分ぐらいでしょうか。
 
また、Youtubeのような動画共有サービスが普及して、制作コストやコミュニケーションコストも下がっていますし、英語のテロップなど入れたら、海外からの学生にもリーチできるかもしれませんよ。

是非、みなさんの採用活動でもREcruting Videoを活用してみてはいかがでしょうか?

これまでにないRecruting Video、作りたい方はコヨーテにご連絡を!
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:30 | category: レポート |
【お知らせ】スマイルズ今村敬子氏と学ぶ『人事の寺小屋』開設
 こんにちは。コヨーテ菊池です。

イベントの告知ばかりで恐縮ですが、5月よりコヨーテという社名の名付け親でもある株式会社スマイルズの人事・今村敬子さんととても魅力的な勉強会を主催します。

その名も『人事の寺小屋』、人事全般の基本が学べる勉強会です。

僕達が学びたい人事の学校がない

これまでCOYOTE CLUBでは、採用に特化したさまざまな事例やナレッジを共有していますが、片方で、「その後の配属や教育、制度など、全体的な思考を持ちながら採用も考えないといけない」「採用だけでなく、その後の人事としての幅広い知識を得てキャリアしてほしい」というメッセージを伝えて来ました。

では、人事全般の基本ってどこで学べるの?と探すと「学びたい場所」がなかったり、役立つ参考書が少なかったりします。

そこでいつも魅力的な組織づくりをされている株式会社スマイルズの人事・今村敬子さんと一緒に「自分たちが行きたくなるような学び場を作ろう」と企画したものです。

寺小屋をモチーフにした理由

江戸時代に発展した寺小屋は、町のお坊さんや学者、商人たちが師匠となり、「読み書き・ソロバン」という学びの基礎を若者たちに教えていたといいます。

江戸時代以降、豊かな文化や新しい商いが生まれた背景には、こうした草の根活動があったためと言う節もあるそうです。

この寺小屋に習い「人事の寺小屋」では『人事の読み書き・ソロバン』を教え、いきいきと社員が働く会社を作ってもらいたい、という意図があります。

ビジネススクルールのような固いアカデミックな雰囲気ではなく、リラックスして、温かいアットホームな雰囲気を大切にしたいというメッセージも含まれています。

以下に人事の寺小屋の概要を明記します。

❒学習テーマ
 ・人事担当者に求められるマインドと役割
 ・人事の5つの領域とは(人的資源管理)
 ・採用・選考
 ・人事制度の企画・運用
 ・人材育成、教育・研修
 ・退職・労務対応

こうして書くと、学校の授業みたいですが、人事として大切なのは実は「心」です。
講義だけでなく、考え、感じてもらうワークも行い「心」も鍛えます。

開催時期と時間
 全3回/1回あたり2時間
 第1回:5月23日(木)19:30〜21:30
 第2回:6月5日(水)  19:30〜21:30
 第3回:6月26日(水)19:30〜21:30

❒受講料
 COYOTE CLUB会員 20,000円(税込、テキスト代込)
 ビジター        40,000円(税込、テキスト代込)

❒こんなひとにおすすめ
 ・これからもっと人を重視した経営をしたいと思っている経営者の方
 ・独学で試行錯誤しながら人事のお仕事をやってきた方
 ・もう一度基礎から人事の仕事を見直してみたい方
 ・今は人事の一部分のみやっている方(採用のみ、教育のみなど)
 ・人事の仕事に興味のある方(今は人事でない方もでOKです)
 ・業界は問いません(どの業界でも通用する基礎を学びます。)

❒今村敬子さんのプロフィール


今村 敬子(いまむら けいこ)
株式会社スマイルズ
コーポ−レート本部 人事総務部 部長

大学卒業後、国家公務員として、秘書や総務などを経験した後28歳で管理職を任され、人事としてのキャリアをスタート。退職後、2年半の専業主婦を経てスポーツ事業会社の人事業務に1年間従事。2008年5月、人事マネージャーとしてスマイルズ入社。2012年6月から現職。人事全般、労務管理、制度設計、人材育成など、「働くと生きる」をテーマに人材に関するすべての業務を手がける。

❒興味のある方、人事の寺小屋事前説明会(無料)にお越しください。


「人事の寺小屋に興味がある」
「今村さんってどんなひと?怖いの?」
「何を勉強するのかな?」
「僕でもいいのかな?」

などなど、さまざまな疑問をお持ちの方、4月26日に開催します『人事の寺小屋事前説明会(無料)』にお越しください。

こちらの説明会の参加申込はこちらからお願い致します。

【人事の寺小屋・事前説明会(無料)】
日時:4月26日(金) 19:30−20:30
場所:クラブハウス青山(青山一丁目5番出口より徒歩2分・DFビル5F)
   地図はこちら(Google Mapsにて表示されます。)
定員:30名
申込:以下2つの方法より人事の寺小屋・事前説明会(無料)にお申込みいただけます。
   1.コヨーテFBページにてイベント画面にて申し込み
   2.「人事の寺小屋」運営事務局へメールにて申し込み
     →info@coyo-te.co.jp まで企業名/部署名/お名前の3点を明記ください。

<お問い合せ>
株式会社コヨーテ
「人事の寺小屋」運営事務局 竹村 聡一郎(たけむら そういちろう)
 TEL 03-4588-6494 MAIL :  info@coyo-te.co.jp
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:05 | category: イベント |
【告知】『採用基準』の著者・伊賀泰代さんと採用・育成セミナーを開催
こんにちは、コヨーテ菊池でございます。
今回はちょっと興奮気味に告知でございます( ´∀`)


すでに10万部を超える大ヒットとなった、あの採用基準の著者である、キャリア形成コンサルタント(元マッキンゼー採用マネージャー)の伊賀泰代さんの人事向けセミナーを企画しました。

著書では、マッキンゼーという世界有数のコンサルティングファームが求める人材像について、改めて世の誤解を解きながら、リーダーシップの重要性を非常に分かりやすく訴えておられました。

今回のセミナーの発端は、「実際に伊賀さんはどんな風に、将来のリーダーを見つけ、見抜き、そして育てていったのか」という、読了後に感じた私の素朴な疑問から。

そして、伊賀さんとのMTGを通じて、『伊賀さんの提示するリーダーとは、多くの企業が求めている人材像のことであり、その採用手法自身もコンサルティングファームでなくても十分に学ぶべきノウハウやメソッド、考え方がある』ことを知りました。

今回のセミナーでは採用担当の方だけでなく、面接や育成を担当をする方にもお越しいただきたいと思い、急いで開催することにしました!

何よりも伊賀さんが採用・育成手法について語る初の公開セミナーですので、主催している私もとても楽しみであり、注目です!

セミナーの概要を以下に記します。お申込みや詳細については、特設サイトをアップしましたのでそちらをご覧くださいませ。

【特設サイト】

セミナーの特徴 
・リーダーシップのポテンシャルを持った人材を採用するための一連のテクニックが学べます。
・リーダーシップのポテンシャルを開花させるための育成方法が学べます。
・多くの会社でも活用できるメソッドとして、実践的に役立てることができます。

おすすめする対象
・これから新卒採用を本格化させる人事担当、及び面接官の方
・即戦力となるための中途採用を遂行する人事担当、及び面接官の方
・将来のリーダー候補の採用と育成に関心の高い経営者及び人事マネージャーの方
・人材エージェントや採用・教育支援事業の方

セミナー概要

タイトル キャリア形成コンサルタント 
     伊賀泰代氏(元マッキンゼー採用マネージャー)と考える
     将来のリーダーの見つけ方、育て方

開催日  3月7日(木)19時〜21時 18時30分開場

会場   ISFnetサポートトレーニングセンター(青山一丁目駅徒歩7分)
     東京都港区赤坂7-1-16 日本生命赤坂第二ビル2階

参加費  COYOTE CLUB会員(お一人様)4000円(税込)
     一般(お一人様) 8000円(税込)

講師紹介

伊賀 泰代(いが やすよ)
キャリア形成コンサルタント。兵庫県出身。一橋大学法学部を卒業後、日興證券引受本部(当時)を経て、カリフォルニア大学バークレー校ハース・スクール・オブ・ビジネスにてMBAを取得。1993年から2010年末までマッキンゼー・アンド・カンパニー、ジャパンにて、コンサルタント(アソシエイト、エンゲージメント・マネージャー)、および、人材育成、採用マネージャーを務める。2011年より独立。
キャリアインタビューサイト MY CHOICEを運営し、リーダーシップ教育やキャリア形成に関する啓蒙活動に従事する。

お申込みはこちらまで→http://coyo-te.co.jp/seminar_leader/index.html
| comments(2) | trackbacks(0) | 19:21 | category: イベント |
カヤックさんと語る「誰かに言いたくなる採用サイトのつくりかた」
2009年9月9日にこのブログを立ちあげて間もなく4年が経ちますが、最もアクセスが増えた日付は忘れもしない2010年1月3日です。

カヤックさんの『寿司面接』がきっかけでした。

当時カヤックさんが、お正月の三が日のみの限定で鎌倉のお寿司屋さんで面接をするというユニークな企画があり、それがヤフートピックスのトップに載ったんですよね。

そして、その記事の「関連記事」として、ユニーク採用試験をまとめている当社のブログが紹介されていて、一気にアクセス急上昇。。。そんな経緯でございます。

この時カヤックさんのユニーク採用の威力の凄さを実感したというか、その風圧をまともに受けた僕たち。その後はカヤックさんの企画には常に注目し、分析したものをブログで取り上げており、そのうちお互い情報交換する間柄になりました。

そして、今年の7月。

なんとカヤックさんの2013年度新卒企画である『節就宣言』が、インターネット広告における権威ある賞「東京インタラクティブ・アド・アワード」にて、見事銅賞を獲得されました。

採用広告という視点で受賞されたケースは、他を見渡せどカヤックさんたった1社というところが、採用業界で頭ひとつ抜き出ていることを証明しています。

そして、9月19日(水)注目のイベントを開催することになりました。
カヤックさんに、赤裸々に色々と語ってもらおうという企画です。

インターネットを上手に使って話題をつくり採用につなげていくという手法は、
日本を探してもカヤックさんの右に出る会社はいないと思っています。

普段なかなか前に出て話さないシャイなカヤックさんが(笑)、今回はガンガン話してもらいたいと思います。というか、話してもらいます( ̄ー ̄)ニヤリ 

この機会はかなり貴重ですので、「自社の採用WEBサイトを見直したい!」とか「新しい採用広報の手段を考え直している」などの課題をお持ちの企業様に是非お越しいただきたいと思います。

詳細はこちらでもチェックいただけますので、どうぞ宜しくお願い致します。

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コヨーテ主催《無料セミナー》
カヤックさんと語る『誰かに言いたくなる採用サイトのつくりかた』


日時:9月19日(水)16時〜18時(開場20分前)
会場:クラブハウス会議室 青山
   (青山一丁目駅5番出口から徒歩2分)
定員:20名 ※1社2名まで(先着順)
対象:採用サイト・イベント・ツールなどの見直しを考えている企業様
           新しい採用プロモーションに取り組もうと考えいる企業様
費用:無料

上記日程が合わない場合は、別日の開催が決まり次第改めてご連絡させていただきます。その旨、申込フォームにてご記入ください。

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| comments(0) | trackbacks(0) | 10:49 | category: イベント |
【お知らせ】8月29日(水)COYOTE WORKSHOPについて
 こんにちは、コヨーテ菊池です。

つい先日のニュースですが、Googleさんの福利厚生に「死亡保険」が加わったそうです。

(以下、紹介記事より抜粋)
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社員が死亡した際にはその後 10 年間に渡り毎年、配偶者もしくはパートナーに死亡社員の給与の半額を支給し続けるというもの。また、株式の権利は直ちに確定し、さらに子供がいる場合には 19 歳に達するまで (全日制の学生の場合は 23 歳に達するまで) 毎月 1000 ドルが支給されるとのことだ。

この死亡手当は在職期間不問となっており、同社の 3 万 4 千人に上る社員ほぼ全員が支給条件に当てはまることになるそうだ。

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優秀な社員の争奪戦が激しいアメリカのIT業界の中で、いかにして彼らの雇用を維持するかは重要な問題ですが、この死亡手当の注目すべきは「在職期間不問」というところ。

雇用の維持であれば、在職期間10年以上などの制限を設けるでしょうが、この手当はGoogleに入社したらすぐに得られる権利ですよね。

ですから、外部から優秀な人材を獲得するためであると考えていいでしょう。あるデータによるとGoogleはAppleやMicrosoftなどの同業から2万5千人を超える人材を獲得しているという話ですから、その一環であることも頷けます。

徹底的にAクラス人材の獲得にこだわるGoogleならではのお話ですね。

さて、毎回そんな海外の採用事例などのお話もしています「採用を学ぶCOYOTE WORKSHOP」ですが、今月8月29日(水)のコンテンツをご紹介いたします。
【COYOTE TALK SHOW】
ITmedia浦野さんと語るこれからの採用とは

採用業界を牽引するビジネスパーソンや、ユニークな採用活動を行なっている会社のリアルな採用の姿を語っていただくセッションです。

今月はITmediaの浦野さんにご登場いただきます。


浦野さんは、採用担当として、どこよりも早くソーシャルメディアを使った採用活動を行う先駆者であるとともに、自らの活動をベースに今の採用活動のあり方を世に問うオピニオンリーダーでもあります。今回は、コヨーテクラブの皆さまとともに、「これからの採用活動」について深く考える場にしたいと思い、ご登壇の協力をお願いいたしました。


【今月の行ってきました】
面白法人カヤックさんの採用キャンペーンが広告賞を受賞!受賞のお祝いインタビューしてきました!!

2012年7月23日、日本で一番大きな広告賞と言われている「東京インタラクティブ・アド・アワード(TIAA)」にて、カヤックさんの採用キャンペーン「節就宣言」が銅賞を受賞されました。他の受賞企業が商品やサービスのプロモーションであるのに対して、採用キャンペーンでの受賞は異色です。それほどカヤックさんの採用はすぐれた広告効果を発揮したのだと言えます。今回はそのお祝いと称してお邪魔し、受賞の背景など伺って来ましたので、皆さんにもシェアしたいと思います。


面白さが際立つカヤックさんの採用ですが、実は緻密に真面目に採用は作りこまれていたのです。お楽しみに!!


【採用研究トピックス】
イケてる採用プロモーション大研究

前述のカヤックさんをはじめ、世の中には応募者を思わず「え!」と思わせる優れた採用プロモーションがあります。今回は海外のあっと驚く事例も含めて、コヨーテの独自目線でピックアップした採用プロモーションを研究したいと思います。

また事例をともに、皆さま同士でこのテーマについて、ディスカッションも行います。お楽しみに!

当日の詳細は、こちらです。

▷イベント詳細
 ・日時:8月29日(水) 19時〜21時(20分前より受付)
 ・場所 港区南青山2-2-8 DFビル5F クラブハウス会議室・青山
 ・地図 http://www.kaigi.biz/map.html
     ※ページ上段の「青山」の方をご参考ください。
     ※地下鉄「青山一丁目」駅より徒歩2分です。


▷COYOTE CLUB FIRST TICKETで初回は無料です。
初回のみクラブの雰囲気を感じていただくため、無料にしております。ご希望される方は、info@coyo-te.co.jp まで「社名、お名前、メールアドレス」を明記の上ご連絡ください。

また、興味のありそうなお友達がいらっしゃいましたら、是非内容をシェア、ご紹介いただけると助かります。

▷COYOTE CLUB について
『採用力を高めるための会員制のビジネスコミュニティ』
コヨーテがこれまで調べた様々な採用事例を紹介しながら、自社に役立つノウハウや最新の採用トピックスを学ぶ会員制コミュニティです。毎月採用に関わる課題をもうけて開催されるCOYOTE WORKSHOPや、ユニークなゲストを呼んで交流を深めるトークイベントへの参加など、会員特典が盛りだくさんです。過去のイベントなどはこちらのページをご覧ください。<コヨーテクラブ詳細ページ >

それでは、皆さまのお越しをお待ちしております。

| comments(0) | trackbacks(0) | 18:33 | category: イベント |
【お知らせ】プレゼン力の高さは採用に大きな影響を与える
ハーバード白熱教室やTEDカンファレンスの様子がテレビやYou tubeを通じて流され、話題になることが多いです。

そこで登場する彼らの話しぶりに思わず引き込まれてしまった経験はあるのではないでしょうか?

TEDについては、日本でも数年前から開催されていて、この6月に開催された「TEDX Tokyo」は記憶に新しいですね。

またNHKでは、語学学習教材としてこうした内容を取り上げ、今ちょっとしたプレゼンテーションブームです。

こうしたブームに便乗したわけではないのですが、私たちコヨーテは採用に関わる我々こそ、「プレゼンテーション力の向上」は重要なテーマだと思って来ました。

会社という商品を短時間でいかに魅力的伝え、動機形成をするか。会社という商品を変えることはできませんが、伝えることに工夫は加えることができます。また、伝える技術はどんな場面でも活用できます。

そんな中、先日衝撃的なプレゼンセミナーを受講しました。約90分間、メモをとりまくり、頷き、そして感動し続けたそのプレゼンテーションは日本マイクロソフトに務めるエバンジェリスト西脇資哲(にしわきもとあき)さんのプレゼンセミナーでした。


エバンジェリストって何?という方も多いと思いますが、エバンジェリストという職業はマイクロソフトだけでなく、GoogleやAppleなどにも存在する会社や製品・サービスのプレゼンテーションやデモンストレーションを行う、いわばプロのプレゼンテーターです。

セミナー終了後、思わず「採用担当の方にむけてセミナーをしてください!」とお願いし、それが実現することに。

西脇さんは、普段は世界中のカンファレンスやイベントの第一線で活躍する現役バリバリのエバンジェリストさん。そんな世界で活躍する日本人だから伝えられるプレゼンテクニックを勉強してみてはどうでしょうか。ジョブズのプレゼンもいいですが、西脇さんのテクニックは、誰でもすぐに使えるものばかりです。

コヨーテが自信をもってオススメするコンテンツ、どうぞご参加くださいませ(^O^)

<イベント詳細>
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 『日本マイクロソフト、現役トップエバンジェリストから学ぶ
  採用担当者のためのプレゼンテーション向上セミナー』
  
  日時:9月12日(水)19時〜21時
  会場:クラブハウス赤坂(赤坂駅徒歩2分/溜池山王駅徒歩3分)
 
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| comments(1) | trackbacks(0) | 11:14 | category: イベント |
【CWレポート5月】元GE,Google鈴木さんから学ぶ「リーダーの見つけ方、育て方」
こんにちは。今回は5月23日(水)に開催しましたCOYOTE CLUB の定例イベント
「COYOTE WORKSHOP」の様子をお届けしたいと思います。

今回はGE,Googleといったグローバル企業で、採用や人材育成などを担当してきた鈴木雅則さんが特別ゲストとして登場してくださるということもあり、当日はたくさんの方にお越しいただきました!


今回はじめてお会いする方もいらっしゃったため、まずはじめにコヨーテの事業紹介をさせてもらいました。

コヨーテは、「世界の採用研究」をベースに4つの事業を展開しています。
1つ目が、『コミュニティ事業』。このCOYOTE CLUBがまさにそうですね。今後は学生向けのコミュニティもスタートさせる予定です。
2つ目が、『コンサルティング事業』。経営者の方や人事の方と個社単位で採用課題の解決を進めています。
3つ目が、『セミナー・講演事業』。「採用」に関わる講演会やセミナーなどに呼んでいただいております。来月6月13日(火)にはHRプロ主催「HRカンファレンス」にてお話させていただきます。
4つ目が、『出版・執筆事業』です。メディアの方からお声がけいただき、私たちコヨーテの採用に対する考えやコメントを書籍や雑誌に掲載いただいております。現在書籍化にむけて動いております。


さて、次に行きましょう〜。

ひとつめのコンテンツは、「ライフネット生命出口社長から学んだこと」と題して、先日取材させていただいた出口社長との対談エピソードを紹介させていただきました。

長い歴史を持つ生命保険会社が多い中で、ライフネット生命さんは、唯一の戦後に生まれた独立系の保険会社です。

インターネットを通じた保険商品の販売というビジネスモデルは、創業当初は不安の声も多かったそうですが、創業3年半で10万件の契約数を超え、今年3月には東証マザーズに上場するなど、急成長中の注目の会社となりました。

注目されているのは、そのユニークなビジネスモデルだけではなく、日本生命出身の出口社長にもファンが多いのです。

実際にお会いして、私もその独自の観点の「組織論」「人材活用方法」には驚きと納得の連続でした。歴史と生物学にも詳しい出口社長の話は、他のビジネス書では読めないような貴重な含蓄がたくさんありました。

今後もライフネット生命さんの取り組みには注目していきます!



続いて、日本だけではなく、世界の事例を学びながら思考の幅を広げよう、との思いから毎月行なっている「世界から学ぶ」のコーナーへ。

今回は、大統領やノーベル賞受賞者など、世の中を牽引するリーダーを数多く輩出しているアメリカのハーバード大学がスゴイ理由についてお話しました。

ハーバートには、どんな基準で選ばれて、彼らがどのように学んでいくのか、気になる点をピックアップ。

キャンパス内には13の寮が存在し、在学生のほとんどがこの寮の中で生活します。

多様なバックグランドをもったひとたちが集まり、意見を交わし合うことで生まれるイノベーションのことを『メディチ・インパクト』と呼ぶそうなのですが、世界80カ国、ビジネスだけでなく、音楽・美術・スポーツなど多種多少な経験をもつ学生たちが集って生活を共にするハーバードの環境は、まさにその効果を生み出す土壌になっているのです。

数日前に上場したfacebookの創業者マーク・ザッカーバーグも、この革新的なサービスをハーバードの寮生活の中から生み出しています。

採用の供給源となる大学の活動については、今後もレポートしていきたいと思います。



そして、皆さんお待ちかねの鈴木雅則さんの登場です!!

鈴木雅則さんは1972年福島生まれ。
世界一の人材マネジメントが学べると言われている米・コーネル大学の大学院で勉強され、GEにてリーダーシップ開発に取り組みます。その後Googleの日本における発展・拡大をミッションに転職。日本ではじめての新卒採用を担当します。

プロフィールをご紹介しながら、それぞれの転機の時に、どんなことを考えていたのか、などうかがっていきました。お話ししている中で、鈴木さんは「周りが行かないところに、行く」をポリシーとした非常にユニークな方だということが分かります。


プロフィールのご紹介後は、事前に会場にお越しいただいた皆さまからの質問もいただいておりましたので、鈴木さんへ問いかけて行きました。

中にはかなり突っ込んだ質問&回答もあり、こちらのブログでは書けないことも多かったのですが、その中でも、印象に残ったところをいくつか共有したいと思います。

『人事は会社のお母さん的役割』

これは、鈴木さんが「お父さん、お母さん理論」と呼んでいるのものです。経営者は物事を最終的に決定して、方向性を決めていく、家庭で言えば「お父さん的役割」。それに対して、人事は経営者であるお父さんの意見を聞きながら、従業員である子供たちに分かりやすく伝えたり、子供たちが過ごしやすい環境を作ったり、育てたり、時にはお父さんの暴走を止めたり、、、

私も常々、人事という仕事には「深い愛情」がないと務まらない仕事だと思っているのですが、まさに鈴木さんの「お母さん」という表現で非常に腑に落ちました。


『人事は3つの帽子を被り分けよう』

人事のプロフェッショナルとして必要になるスキルを、分かりやすく「帽子」で例えられていました。

1つ目は『コーチ、人の話をよく聞く帽子』。相手が何を考えているのか、どんなところに問題を抱えているのか。相手の信頼を勝ち得ながら、想いや考えを引き出していく役割です。
2つ目は『専門家、コンサルタントの帽子』。人や組織について、深い考察や学習が必要であり、人に関わる問題を解決策を練り上げる役割ですね。
3つ目は『リーダーとしての帽子』。組織に変革をもたらす役割。見えてきた人や組織における課題を解決するために、周りを巻き込みながら改革・改善を遂行していく役割です。

場によって、この3つの帽子を被り分けていくことが大切だと教えていただきました。

皆さんからの質問も活発にいただき、今回も2時間があっという間に終了。

終了後も多くの方々同士で様々な情報交換をされていました。
私にとっても、学びや気づきの多い時間となりました。

鈴木さん、そしてご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました!

最後に、来月のCOYOTE WORKSHOPですが、『イノベーティブな職場環境』と題しましてお送りいたします。どんな環境で新人を受入れ、育てていくのか、は採用に関わる者として、とても大切なテーマです。新人を受け入れるリーダーの方や教育担当の方もぜひお越しください。

日時は6月28日(木)19時〜21時。
場所は今回同様、南青山のDFビル5階クラブハウス会議室・青山にて開催いたします。


<COYOTE CLUBに関するお知らせ>

世界中の採用事例を知り、アイデアが想起する場所「COYOTE CLUB」。
現在CLUB会員募集中です!詳しくはこちらから!

尚、入会を考える際に、一度体験してみたいという方。
COYOTE CLUB FIRST TICKETをご利用ください。
初回のワークショップのみ無料でご参加いただけます。
お申込みは、info@coyo-te.co.jpまでメールでご連絡ください。
(企業名、お名前、メールアドレスを明記ください)
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| comments(1) | trackbacks(0) | 23:00 | category: イベント |
【CWレポート4月】採用担当としての「個人ブランド」について考える
こんにちは、コヨーテ菊池です。GWいかがお過ごしですか?

それぞれ楽しい休日をお過ごしのことと思います。

さて、今回は先日行われたCOYOTE WORKSHOPの様子を菊池がレポートします。

COYOTE WORKSHOPとは、「新しい時代の採用のプロを目指す」CLUBメンバーさんが集まって、採用に関するトピックスを学び深める定期勉強会のことです。

今月4月のメインテーマは「個人ブランド」。

前回WANTEDLYの仲さんをゲストにお招きして、「ソーシャル×採用」について研究して行きました。(前回のレポートはこちら

世界では9億人(2012年4月時点)、日本でも1500万人の利用者がいるfacebookや
twitterなどのソーシャルメディアは採用マーケットにおいても無視できない存在です。

また、これまで情報発信の主役は大手媒体を取り扱う一部のひとたちに限られていたものが
こうしたメディアの普及により、主役が個人へと移り変わりつつあります。

そんな中で、これまで会社という大きな枠組の中で活動していた我々採用に携わる者も
より個人として前に出ていく時代になってくるでしょう。

今回はそんな背景もあり、「個人ブランド」という言葉を使ってみました。



冒頭の「今月の行ってきました」は、毎回コヨーテが出会った人やイベントなどから、採用や組織づくりに関わるエッセンスやヒントを紹介するコーナーです。

今回は、採用に関わる者としてウォッチしたい「大学の今」をリサーチしてきました。

就職だけでなく、学力低下や中退など、多くの課題を抱えている今の大学。

そうした課題に独自のやり方で取り組んでいる大学をいくつかご紹介しました。

例えば、全国17大学、25ゼミで構成されている大学横断型学習プロジェクト「Sカレ」。

企業の新商品開発プロジェクトを3人1組で半年にわたって取り組んでいます。


また、コヨーテも先日、実際に東海大学の湘南キャンパスにお邪魔して
ここで行われているユニークな取組「でかちゃれ」を取材し、紹介しました。

今大学が抱えている問題は、かつてと比べものにならないほど重い課題が多く、
その解決には採用にかかわる僕たちも積極的に関わっていく必要があるということを感じました。


次にメインテーマである、「個人ブランド」について。
個人ブランドという言葉には、いろんな定義や解釈がありますが
僕たちコヨーテの定義は「個人ブランド=生き方と働き方が一致していること」です。

今回は、そんな「個人ブランド」を確立して、業界を牽引している4人のユニークな人事担当者を取り上げました。

ブログではお名前は伏せますが、独立をせず人事として活動しながらも、社内外に大きな影響を与えることができる時代なのだと痛感しました。

特に採用では、担当者がその会社を「体現」することで、採用ブランドを効果的に高めていました。


そして、海外の個人ブランド研究。
主にアメリカでの研究を行いましたが、さすが個人主義大国です。
すでに10年以上も前から、この分野に関する研究はされています。

日本人よりも個人ブランドを意識していると言っても過言でもないと思います。

たとえば、この人「スティーブ・ジョブズ」さんもそうですよね。
ジョブズさんといえば、あのタートル。ジーンズ、スニーカー。

彼の「服装に秘められたブランドメッセージ」についてお話をしました。


最後に、まとめです。

個人ブランドをつくる、というと無理をして自分を着飾るみたいですが
そうではないと思います。

もっと意識的に自分の生き方や働き方を見つめなおすってことだと考えます。

そして大切なのは、そうして発信するメッセージを、ぶれずにしっかりとマネジメントすることでしょう。

これからの時代、「言っていることがブレない」は強い信頼を得るキーワードになります。


さぁ、そろそろ終わりの時間。

次回のご案内です。

日時は5月23日(水)19時〜21時

テーマを「リーダーの見つけ方、育成のしかた」として、素敵なゲストもお呼びします!

リーダー育成のプロ中のプロである鈴木雅則さんです!!

鈴木さんはGEやGoogleで採用やリーダーシップ開発に携わったグローバル人事さんです。

CLUBメンバーの皆さん、ぜひ鈴木さんの書籍「リーダーは弱みを見せろ」は
ワークショップの進め方も書かれていて、実践的で非常に役立ちますので
ぜひお越しいただく前にご一読くださいませ。

また、これを機にCOYOTE CLUBへのご入会を考えている方、ぜひお待ちしています〜。


<次回ゲストの鈴木雅則さんのプロフィール>

1972年 福島県生まれ、米コーネル大学院 人材マネジメント・組織行動学修士号取得後、GEにおいて、人事ジェネラリスト、リーダーシップ研修講師、採用業務を経験。 2006年にグーグルに新卒採用マネージャーとして転職し、新卒採用をゼロから立ち上げる。その後人材開発マネージャーとして日本及びアジアのリーダーシッププログラムの企画開発・実施をリードした。人材開発担当として、日本のみならず、海外(中国、インド、韓国など)でもリーダーシップ研修を実施した。 2011年7月に鈴木コンサルティング設立。グローバルで活躍できるリーダーの発掘、育成を支援している。


<COYOTE CLUBに関するお知らせ>

世界中の採用事例を知り、アイデアが想起する場所「COYOTE CLUB」。
現在CLUB会員募集中です!詳しくはこちらから!

来月のCOYOTE WORKSHOPは5月23日(水)開催。

尚、入会を考える際に、一度体験してみたいという方。
COYOTE CLUB FIRST TICKETをご利用ください。
初回のワークショップのみ無料でご参加いただけます。
お申込みは、info@coyo-te.co.jpまでメールでご連絡ください。
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| comments(3) | trackbacks(0) | 23:25 | category: イベント |
コラム #117 東北大震災からみえたヤマト運輸のすごい力
 先日、one daySD体験採用をレポートとして取り上げたヤマト運輸さんですが、「ほぼ日刊イトイ新聞」にヤマト運輸社長の木川さんと糸井重里さんの対談が掲載されていました。

木川社長の語る数々のエピソードを読んでいるうちに、彼の魅力にどんどん引き込まれていきます。

お時間ある方は、ぜひ糸井さんとの対談インタビューをご覧ください。

その中でも、この対談を読んで、特に「ヤマト、すごい!」と思ったエピソードを2つ取り上げたいと思います。

そのうちのひとつは、この写真を見ながら話が始まります。



廃墟と化している街に、勢いよく走るヤマトの宅急便。

死と生が同居している、なんとも印象的な写真に言葉を失います。


これは地震が起きて数日後、ヤマトのドライバーが地元の自治体に救援物資の配送をはじめた写真です。

驚くのは、こうした活動が本社の指示ではなく、現場の社員の判断で行われていたということです。

しかも、運んでいる彼ら自身も被災者であるにも関わらず。

震災後、地元自治体に「なんでもやる、やらせてくれ」と嘆願したそうです。

毎日唱和している「ヤマトは我なり」、つまり「ひとりひとりが会社の代表である」を実践したエピソードに心が動かされます。

以前このブログで、震災後すぐに自主的に各店長たちが自主的にお店を再開させたスーパー・ヨークベニマルや、ピンチこそ現場のリーダーシップが見えてくると題し、JR貨物、Googleが取り組んだ事例を取り上げました。

共通するのは、誰もがリーダーとしての自覚と責任をもって動いていることです。

そして、こうした取り組みは会社の伝説として語り継がれ、さらに強固な会社のDNAになっていきます。


もうひとつの印象深いエピソードは、「宅急便1個につき、10円の寄付」したことです。

たった1個10円?と思うかもしれませんが、昨年ヤマト運輸は約13億個の荷物を運んでいます。

つまり、昨年ベースで考えても約130億円の寄付することになります。

これは、会社の年間純利益の約4割にあたる金額のようです!(スゴい!)

でも私が、いいなーと思ったのは寄付額の大きさもさることながら、荷物を運ぶという毎日の仕事そのものに、ドライバーに大きな意味をもたせていることです。

同時にヤマトを選んだお客様にも、復興を応援しているという気持ちになります。

この活動は、「宅急便ひとつに、希望をひとつ入れて」という素晴らしい内容の企業広告で紹介されました。

http://www.1101.com/yamato/images/yamato.pdf

この広告を通じてヤマト運輸の寄付を紹介した後、全国から多くの激励の手紙やメールが届いたそうです。

「ヤマトを選んでいてよかった」

「これからもがんばってください」


私が大好きなのは「応援したくなる企業」です。

利益追求のその先に大きな使命感をもって働く人たちに、魅せられます。

利益追求の先にあるものを目指す姿勢は、共感や感動を生むのです。


私たちもそんな会社にならなくてはいけない、そう強く思いました。(K)


| comments(1) | trackbacks(0) | 23:08 | category: コラム |
コラム #100 ピンチこそ現場のリーダーシップが見えてくる
コラムが記念すべき第100回を迎えました。スタート当初1年半前は、毎日5〜10ぐらいのアクセスだったのが、今は多いときでは1000近いアクセスを記録する事もあります。皆様のアクセスが励みになり、ここまで続けることができました。本当にありがとうございます。まだまだ研究が足りずにぐっとくる内容が書けない事も多いのですが、これからはより実践的に活動して参ります。近々海外企業への取材も行う予定ですので、楽しみにしていてください!

さて、通常のコラムに戻りましょう。


3.11の地震から約1か月がたちましたが、「あの地震が何だったのか?我々に何をもたらしたのか?」とう問いかけは様々な方のブログやツイートなどで活発に行われています。

その中でも、東京大学教育研究センターの准教授である中原さんは、「見えないもの」と「見えてしまったもの」というテーマで、地震で見えてしまった組織の姿についてブログで綴っています。「この地震で普段見えにくかったものが、可視化してしまった」とは、本当にその通りだと思います。


中原さんが書かれているように、この地震で、トップの判断力、上司や同僚の危機意識や価値観の違いなども見えてしまったのですが、逆にすばらしい力も見えました。

それは、「現場力」です。

私もこの地震後の様々な企業活動を調べましたが、ピンチにこそ、現場で働く社員のリーダーシップがよく見えました。

それは、トップが「こうしなさい!」と指示したものではなく、現場の社員たちが自らの判断で自発的に動いたことです。

私は、そんな姿に企業の底力が見えると思いました。

例えば、先日ブログでも紹介した福島県を中心に展開しているヨークべニマルさん。震災後どこよりも早くお店を再開したのは、トップからの指示ではなく、現場の店長の判断とそれに賛同するメンバーの献身的な協力があったからです。

JR貨物も、早急に被災地に石油を届けようとの号令がかかったのも、現場の声からだそうです。線路の安全確認も迅速に行い、大量の石油を集め、19日には被災地に届けることに成功しました。詳しくはこちら

そして、エアポートテストというユニークな採用試験を紹介したGoogleも震災後、「Person Finder」「自動車・通行実績情報マップ」の災害向けサービスを、たった2週間で30も立て続けにリリースしました。特に行方のわからない人を探すためのサービス「Person Finder」は、シンプルで誰でも使いやすいサービスで、NHKなどでも活用のアナウンスをしていました。そのリアルなレポートはこちら

これ以外にも様々な現場で、リーダーたちの奮闘記があったと思います。

共通しているのは、「今の仕事を通じてすべきこと、できること」を現場のリーダーたちがよくわかっていることです。そして、それは一人ではなく、周りの社員が同じマインドをもっていることで、さらにスピードと質が向上します。

つまり、「自分たちの会社は何のために存在しているのか?社会にどんな貢献ができるのか?」

そうした根源的な問いを、社員自身が考え、社員同士が語り合っている。そんな組織でないと、こうしたスピードある対応はできないのだと思います。(K)


| comments(0) | trackbacks(0) | 00:58 | category: コラム |
レポート#067 Googleの採用 『エアポートテスト』

3月 11日の地震から今日で6日がたちました。

現在も度々起こる余震や、放射能漏れの恐れ、電力不足、そして食材不足と心配事が絶えません。

被災地で苦しんでいる方々は、これ以上の苦しみを味わっているのだと思うと、贅沢は言っていられないのは事実です。

しかし、あの地震以来、心にずしりと根を降ろした重たい何かが取れる日がありません。

そして、些細なことに感動したり、怒りを覚えたり、悲しくなったり、感情のひだがむき出しになっているような気がします。

ツイッターでフォローしている方々のコメントにも、そのような傾向が見受けられます。

そして、そうしたストレスが過度にかかっている時に、普段見えなかったその人の心の声や新たな一面が見えてくるのものです。


採用試験においても、このストレスのかかった状態で、その人はどうなるのか?はとても気になるところです。

たとえば、様々な案件が重なってパニックになってしまう人。

お客様のクレームがあると、逃げ出してしまう人。

人間関係がうまくいかなくて、他人の批判をしだす人。

そんな人たちはできるだけ採用したくない。

そのため、職場で出くわすであろう障害を、その人は克服できそうかイメージして採用することが大切です。

3月1日掲載の東洋経済オンラインで、Google日本法人元社長/前名誉会長の村上憲郎さんがGoogleの採用について面白い手法を話されていました。

そちらを一部抜粋してご紹介したいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

-記者
「面接では何を重視し、採用後はどうマネジメントしていくのでしょうか。」

-村上さん
「即戦力となることも大切ですが、カルチャーを守るため、「エアポートテスト」と呼ばれる考え方も重視しています。

面接官は、空港で飛行機が飛ばず、近隣のホテルも満杯といった状況を想像し、「この人と一緒に空港で一晩閉じ込められても耐えられるか」と最後に自問自答します。明日の朝まで一緒にいられそうだと思えばその人を雇うんです。

結果、サービス精神が旺盛で、しかも“can do(何とかできる)”というタイプの人ばかりが集まる楽しい職場になります。」











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


この「エアポートテスト」は、過度にストレスのかかる状態の中で、一緒にいられる人材かどうかということです。

表面的な付き合いではなく、感情もむき出しになる状態で、仲良くやっていけそうかと問われると
たとえ優秀なエンジニアであっても不採用になることは多いでしょう。

こうしたテストをパスした集団だからこそ、つらい時でも協力し、支え合えるチームができそうです。

村上さんは、Googleの社員の優秀さについて「少数精鋭で一気呵成にあっという間に仕事を仕上げてくる」と語っていました。

Googleの開発におけるスピードは、こうした濃い関係のチームだからこそ実現できているのですね。


さて今、日本全体がこのエアポートテストを受けているような状態ではないでしょうか。

これからの日本について、どうしていくのか?どう行動するのか?

過酷な状況を共有する中で、真の仲間が見つかる時期かもしれませんね。

新しい日本の未来を作り出すチームが生まれることを期待したいです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 00:30 | category: レポート |
コラム #090 東北地方太平洋沖地震について

 2011年3月11日、東北を中心とした大きな地震により、まだ全貌が明らかなっていないものの、想像を絶する甚大なる被害が予想されます。
今もテレビをつけると、時間を追うごとに死亡者・行方不明者の数が増えている状況です。

被害にあわれ、命を失った方がへのご冥福をお祈りするとともに、家族や家を失い悲しみにくれている被災された方を想うと本当に胸が痛みます。

一日でも早く、その悲しみ、苦しみから癒える日が来ることを心よりお祈りいたします。

当ブログの根底には元気な組織、元気な日本を創っていきたいという想いで綴っています。

私は今の日本について、多くの不満があり、このままではいけない、と思っている点がたくさんありました。

ただ、今回の地震を通じて、日本人の温かさ、強さ、誠実さを感じることができました。

そして、危機をみんなで助け合って乗り越えようとする国民のつながりの強さです。

特定の宗教も持たなければ、政治にも無関心な日本国民ですが、その根底には何か一つのものを持っている気がしました。

それを実証する様々なツイートをまとめたサイトがありました。
読んでいると、とても胸があつくなりましたので、下記に抜粋します。

* 渋滞した交差点での出来
http://twitter.com/micakom/status/46264887281848320
一回の青信号で1台しか前に進めないなんてザラだったけど、誰もが譲り合い穏やかに運転している姿に感動した。複雑な交差点で交通が5分以上完全マヒするシーンもあったけど、10時間の間お礼以外のクラクションの音を耳にしなかった。恐怖と同時に心温まる時間で、日本がますます好きになった。
(コメント)私も、昨夜は7時間かけて歩いて自宅に戻ったのですが、大変ストレスがかかる中、みんな黙々と歩いている姿が印象的でした。
渋滞している自動車も、落ち着いて歩行者を優先する行為が目立ちました。

* 御殿場で
http://twitter.com/Raaaaayuu/statuses/46392890313801728
実際日本すごいよ。昨日信号が一カ所も機能していない御殿場市でもお互いにドライバー同士譲り合ってたし、地元のおじいちゃんおばあちゃんが手信号やってくれてたりで、混乱もなく本当感動した。9時間運転してたけど前車を煽るようなドライバーはもちろんいなかったし、みんな譲り合い精神。

* 日本の強さ
http://twitter.com/dita_69/status/46309373458382849
サントリーの自販機無料化softbankWi-Fiスポット解放、色んな人達が全力で頑張っててそれに海外が感動・協力してる。海外からの援助受け入れに躊躇したり自衛隊派遣を遅らせたりしてた阪神淡路大震災の頃より日本は確実に強い国になってるんだ。みんな頑張ろう。
(コメント)企業姿勢が見えてきます。素晴らしいです。

* ディズニーシーにて
http://twitter.com/kfstudio/status/46390032776437760
ディズニーシーに一泊した娘、無事帰宅しました!キャストのみなさんが寒い中でも笑顔で接してくれて不安を感じることなく過ごせたそうです。防寒のカイロやビニール袋、夜・朝の軽食と飲み物、おやつまで。ディズニーの素晴らしさに感動です。頑張ってくれたキャストさん、ほんとにありがとう!!
(コメント)ディズニーランドは、すべてのお客様に帰りの交通費を負担し、またたくさんのお菓子を渡したそうですね。

* 外国人から見た日本人
http://twitter.com/kiritansu/status/46335057689980928
外国人から見た地震災害の反応。物が散乱しているスーパーで、落ちているものを律儀に拾い、そして列に黙って並んでお金を払って買い物をする。運転再開した電車で混んでるのに妊婦に席を譲るお年寄り。この光景を見て外国人は絶句したようだ。本当だろう、この話。すごいよ日本。
(コメント)日本人の倫理性の高さを感じます。倫理観は本当に豊かでないと醸成できないものだと思っています。

* 学び
http://twitter.com/chaos_chaotic/statuses/46388646038876160
TLの拡散希望を見て思ったことは、阪神淡路大地震から学んだことがとても多くツイートされていること。当たり前のことなんだけど、やはり人間は、学んで考えることができる生き物なんだと改めて思い、感動した。
(コメント)電話やテレビがつながらない中、ソーシャルネットワークを通じて情報を得たり励まされたりした人も多いようです。関西の方からのツイートなどは、かつての地震から学んだことなどがツイートされていました。

* BBCの報道
http://twitter.com/bozzo1985/status/46228470614855681
本当に感動。泣けてくる。⇒BBCめっちゃ誉めてる。地球最悪の地震が世界で一番準備され訓練された国を襲った。その力や政府が試される。犠牲は出たが他の国ではこんなに正しい行動はとれないだろう。日本人は文化的に感情を抑制する力がある。
(コメント)NY Timesの記事でも日本への賞賛が。「地震の後で、日本の最良の国民性が発露されている。日本に同情するとともに、日本の強靭さやキメ細やかな社会性から学ぶことがたくさんある」

* ドイツ人の友達
http://twitter.com/sikkoku_otsuyu/status/46392832893796352
ドイツ人の友達が地震が起きた時に渋谷に居て、パニックになっていた所を日本人に助けてもらったらしく、その時の毅然とした日本人の態度や足並み乱さずに店の外に出てやるべきことを淡々とこなす姿にひどく感動し、まるでアーミーのようだったと言っていた。
(コメント)日本語に自信のない外国人にとっては、情報が届かず不安だったでしょう。茂木さんがそんな人たちのために、英語で地震情報ツイートしていました。

* ローマから
http://twitter.com/tsubakianna/statuses/46387133396688896
ローマにいる友達からメール。ローマの人々はニュースを見ながらこのような状況でも冷静に対処する日本人に感動し、尊敬の念を覚えながら、非常に心配しているとのことです。
(コメント)海外からのこうしたツイートを見ると、改めて日本人の強さを知る機会となります。

最後に、現在ドイツのケルンに在籍してているサッカー選手槙野選手の写真です。




この写真をみて、まずは自分にできることをやろう、という勇気をもらいました。

まずは節電と、献血です。

そして、予期せぬかたちで命を失った多くの人のためにも、この地震を忘れずに世界に誇れる素晴らしい日本にしていかねばなりません。

決意をあらたに、このブログの執筆をつづけていきたいと思います。(K)

| comments(0) | trackbacks(0) | 02:53 | category: コラム |
レポート#063 Googleの採用試験 『オープンスタンス』

Googleは、先日発表された「働きがいのある会社ランキング2011年度版」(従業員250人の部:日本)で1位に輝きました。

私たちは#レポート1で、Googleの採用を取り上げました。求める人材にリーチするための徹底した工夫をし、さらに社員全員が採用に携わる、1日何人もの社員と会って面接をする、1人でもNoと言えば不採用・・・など選考過程にこだわりがある企業として知られています。

そんなGoogleの採用スタンスを一言であらわすとすれば、「オープン」です。

実際に採用サイトをみてみると、

[電話による面接]
ご応募いただいた職種に必要なスキルなどについては、電話による面接でお話を伺いする場合がございます。通常、電話による面接は、ご応募いただ いたポジションで実際に働いている社員がお話を伺います。時間は30分〜40分程度です。

[Googleでの面接]
面接では、基本的にご応募いただいたポジションで実際に働いている社員が お話を伺います。職種によって確認する項目の違いはありますが、回答の成否でなく、問題解決のプロセスと創造性が重視されます。

[現場社員による審査]
面接ではご応募いただいたポジションで実際に働いている中心に4名以上で行い、全員の意見が考慮されます。全員に意見が考慮されるため、公正で水準の高い採用プロセスとなっています。そのため、多少時間がかかってしまうことをご了承ください。このような採用プロセスはGoogleの設立当初
から行われており、すばらしい効果を生み出してきました。

さらに、「面接の準備」や「レジメ(履歴書)の作成」など応募にあたって最低限準備してきてほしい内容が盛り込まれている点です。

実際の面接で聞かれそうな想定質問内容については、過去にコラム#003綴りましたが、何を知るために、どんな質問をするかが考えられていて、参考になりました。

採用試験のスタンスについてオープンにしながら、自社のこだわりを伝えていく、そのサイトの表現力がユニークです。


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| comments(1) | trackbacks(0) | 07:20 | category: レポート |
コラム #076 心の穴をうめる採用(Teach for America から学んだこと)

 先日、あるビジネスパートナーさんからこんな話が。

「Teach for America(以下TFA) って知ってます?コロンビア大学やエール大学などの
優秀な学生が、貧困地域の学校に期間限定で先生として派遣される活動なんですよ。」

「で、学生の就職先人気ランキングで10位になっているらしいんです。」

調べてみると、なんと2010年の調査では、GoogleやAppleを抜いて1位になったそうです。

彼らが派遣された現場は、学生だけでなく周りの先生や親のモチベーションも低く、
様々な困難にぶつかります。

そうした困難に対して周りを巻き込み、あきらめずに乗り越えていくことで、
短期間で著しい成長をするといわれています。

実際にTFAの活動経験者は、創造性やリーダーシップに優れていると評価され
グーグル、ゼネラルエレクトリックなどはTFAと提携し、
採用内定学生が就業前の2年間TFAプログラムに参加することを認めているそうです。

また、彼らのジェネレーションYと言われる彼らの世代における
社会参画意識や共同帯意識に共感される活動だとも言われています。

自分の価値とは何か?そんな問いの答えを見つけるのに
もっともよい試練の場所なのでしょう。


では、話を日本にうつします。

今年は、本当に多くのメディアで「就職難の問題」が取り上げられました。
就活・採用の現場でずっと仕事をしてきている我々も、様々な業界の方が
この問題に関心を持ってもらい、提言していただけることで気づきの多い一年でした。

しかしこのブログの中で、あまりこの「就活」に関する問題提起は行っていません。
我々は問題提起ではなく、独自に問題解決を図っている企業にフォーカスしています。

ただ、ひとつ、この就活問題を取り上げる中で見えてくる課題がありました。

それは、学生の「生きる意欲の低さ」です。

ただ、これは今になって始まったことではなく、昔からあったのかもしれません。
時代や景気のベールに包まれて見えていなかっただけで
この不況をあおりで、露呈してしまったように思います。

私たちは「若者が本気で生きる社会」づくりに取り組まなければいけないと
考えるようになりました。

それは、TFAの活動を知る中で刺激をうけたテーマでもあります。

物質的には満たされている現代で、本気になって生きなくてももちろん生きていけます。
しかし、彼らを見ていると、おそらく心は満たされておらず、
どこかにぽっかり穴が空いてしまっているかのように見えるのです。

このように考えると、
このブログで取り上げている「ユニークな採用試験」を行っている企業は
応募者の心の穴をうめる採用活動を行っている企業のことではないかと思いました。

だから、とても深く、胸に残り、応募者は本気になるのです。

来年も世界中の「ユニークな採用試験」を行っている企業を取り上げたいと思います。
それが、「本気で生きる若者」を作っていくきっかけになるのではと信じているからです。
そして、「本気で生きる若者」が多い国は、きっと豊かで活気が溢れ、未来が明るい国になるでしょう。

今年一年、当ブログをご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。(K)

| comments(0) | trackbacks(0) | 01:23 | category: コラム |
<コラム> 『世界ブランドランキング』
『 Google、世界ブランドランキングでCoca-colaを抜く 』(ITmedia)

Brand Financegaが2/17に発表した、2010年度版「世界で最も価値があるブランド
ランキング」によると、1位は前年と変わらず、ウォルマート、2位がGoogle(前年5位か
ら急上昇)、3位コカ・コーラ、4位IBM、5位マイクロソフト・・・と続く結果だった。→コチラ

先日綴ったブログで、米フォーチュン誌が発表する「最も働きがいのある会社ベスト100」
の話をしましたが、ここでも第4位に輝くなど、世界が注目する企業で、勢いを感じます。
今日、クラウド・コンピューティングについての話を聞く機会があったのですが、そこでも
Googleの話がでてきて、成長過程でさらにいろいろな分野にチャレンジしていることを知
りました。

僕らが、このブログをスタートしたのが、2009年9日9日。記念すべき1回目、どの企業の
ことを書こうか結構議論しました。いくつか候補が上がったのですが選んだのが、Google
でした。なぜ選んだかというと、調べていくうちに、ユニークな採用試験がたくさんでてきたの
と、その試験をする背景・意図が隠されていたり、採用面接自体に非常に時間をかけるなど、
他の企業にない採用をしていたのが面白かったからです。

Googleの採用ページを見ていても、そのユニークさを感じとれます。たとえば、応募ガイド
ラインを見ると、面接の準備というコーナーがあります。→コチラ 
ここには、面接のヒントというのが書かれています。よく見てみると、面接を受けるにあたって
最低限把握してきて欲しいことがまとめられています。

他にも、レジメ(履歴書)の作成というコーナーもあったりします。→コチラ
補足情報を読んでいると、「Googleでは、才能や知性、協調性、多様性、創造性などを重視
しています。Googleには、神経外科医、パズルチャンピオン、ワニ格闘家、レゴマニアなど、
さまざまな経歴を持つ人材がいます。ユニークなアピールポイントをお知らせください。」と書
かれていました。協調性は大切にするが、人と違う個性も大事にする、そうな風に感じました。

来てほしい人へのメッセージがさりげなく、採用ページに散りばめられていますね。

いろいろなところで取り上げられる機会が多いGoogle。働く就業環境にも力を入れていま
すし、何よりこの会社で働いてみたいと思えるようなワクワク感づくりを徹底しているところに
魅力を感じます。採用試験でもまた新しいトライをしていくような気がします。引き続きリサー
チしていこうと思います。(T)
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:58 | category: コラム |
コラム #003 質問力を磨く

採用面接では、応募者へ数多くの質問をしていきますが、皆さんはどのような質問をして
いますか。経歴を確認するための質問も大事ですが、限られた時間の中で、応募者が
「どんな人物か」をより深く知るためには、さらに一歩踏み込んだ質問を重ねていかなけ
ればなりません。今日は質問に工夫している例を紹介しつつ、「質問力を磨く」ことについて
考えてみたいと思います。

『Googleでプロダクトマネージャーになるための入社問題例』
<日経ビジネスアソシエ 2009年10月20日号より>

以下の質問例は、日経ビジネスアソシエさんが、取材をもとに構成した、Google社
のプロダクトマネージャーの採用面接で聞かれそうな内容を例として作ったものです。


1.最近、これはすごい!と思ったインターネットサービスはありますか?
   あればそれはなぜですか?
  ⇒ 『優れた製品や技術への情熱/インターネットやIT産業についての知識』を問う


2.あなたが、自動車メーカーのマーケティング担当だったら、ハイブリッドカーを
   どのような顧客層に、どのようなアプローチで売りますか?
  ⇒ 『ユーザーについての理解と知識』を問う


3.一度も会ったことがない海外支社の人に頼み事をするときは、どのようなことに
  気をつけますか?
  ⇒ 『国際的なコミュニケーション力』を問う


4.あなたのミッションは、米国で日本酒をブームにすることです。どのようにして
  実現しますか?
  ⇒ 『戦略的思考』を問う


5.リーダーとしてチームをまとめ、成功に導いた経験はありますか?その時の
  経験を具体的に教えてください。
  ⇒ 『組織の中でのスキルと人間関係のスキル』を問う


このような質問は、われわれの採用面接にも応用できます。事前に、「何を問うために、
どういう質問をするのか」、その意図や背景を徹底的に考えながら、質問力を磨く。
「自社の事業内容」や「求める人物像」「仕事内容」「社風」ごとに照らし合わせて、考えた
質問をしてみると、その人がどんな人なのか、より詳しく見えてくるのではないでしょうか。

私もこれをヒントにして質問力を磨きたいと思います。(T)

| comments(1) | trackbacks(0) | 19:33 | category: コラム |
コラム #002 ユニークな採用試験は口コミになる
ユニークな採用試験を行っている企業は、「あの会社の採用は少し変わっていて
おもしろいよ」と少しずつ口コミで広まっていきます。さらに試験内容が、メディア
などで取り上げられると、自社の認知度が知らない間に上がってきます。
 
そんな企業を当研究所では、Googleの採用(レポート1)、三鷹光器の採用(レポート3)、
サウスウェスト航空の採用(レポート7)などでレポートしてきました。

Googleの採用試験は、インターネットで検索すると数多くでてきますし、三鷹光器は、
テレビで取り上げられました。サウスウェスト航空の採用試験は、本などで数多くのエピ
ソードが紹介されています。

実際に、ユニークな採用試験を行っている企業をリサーチしていくと、「なぜ、そのような
試験を行うのか」「なぜ、その質問をするのか」という背景や企業側の意図、こだわりが
見えてきます。(その裏側にどんなメッセージが隠されているか、次回のコラムで綴ります。)

ユニークな採用試験を通して、「未来の候補者に発見される機会」を創り出す。
採用試験は、自社を良く知ってもらう機会になります。採用試験にこだわりを持って、
とことん工夫して、他社との違いを出していくことが大切だと思います。(T)

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:57 | category: コラム |
レポート#001 Googleの採用 『なぞの看板』
アメリカ・シリコンバレーの101号線に現れた謎の広告看板。


(出典:マイナビニュース

・・・・?

「{eの値で、最初に出てくる10桁の素数}.com」という問題で
プログラミングしないと出てこないらしい。

答えは「7427466391.com」となり、アクセスすると次の問題が出てくる。

それを見事に導き出した回答者は、Google Labsの求人情報画面とへ導かれ、
そこにはこんなメッセージが。


「グーグルにいて学んだ一つは、自分が何かを探している時、向こうも自分を
探している場合の方が見つかりやすいということ。
我々が探しているのは、世界最高のエンジニアであり、あなたこそその人だ。」

Googleの求める能力を有している人材を、自然と引き寄せると同時に
彼らの気持ちまで魅了してしまう、なんとも優れた採用手法。

・社員全員が採用に関わる。
・1日何人もの社員と会って面接をする。
・一人でもNoと言えば不採用。

Googleの採用のユニークさを伝える有名な話はいくつもあるが
世界中から優秀な社員を採用している彼らのこだわりは半端ではない。

ただ、ひとつ言えることは、彼らは優秀な社員を採用することが目的ではなく
彼らが遺憾なくそのスキルを発揮してもらう環境づくりに
お金と知恵を最大限投入していることである。

採用することばかりに力を注ぎ、せっかくの人材を活かす事は現場任せで
ほったらかし、、、

よく聞く企業の姿であるが、Googleは採用の本質を伝えているようだ。

| comments(0) | trackbacks(0) | 20:41 | category: レポート |
★取り上げた企業
アップル
面白法人カヤック
スマイルズ
サウスウエスト航空
Google
日本マクドナルド
三鷹光器
ソニー生命保険
グリー
ビジネスバンク
ポジカル
ヌフカフェ
日東電工
SBIホールディングス
USAA
パーク・コーポレーション
ベアーズ
ファーストリテイリング
ユナイテッドアローズ
ヴァージン・グループ
サイバーエージェント
武田薬品工業
アンデルセングループ
SAMURAI
ラーンネットグローバルスクール
SAS
パタゴニア
クックパッド
アーネスト・シャクルトン
グロービス
明神館
リッツカールトン
コメリ
ウォルトディズニー
37シグナルズ
プラザクリエイト
ザッポス
たねや
くるみの木
ヤフー
マイクロソフト
IDEO
柴田陽子事務所
テクスティーグル
オープン・エー
臨海セミナー
はてな
ソフトバンク
アメリカンファミリー生命保険
ケムテック
シコー
秋山木工
スターブランド
ライフネット生命
ビィー・トランセグループ
吉本興業
都田建設
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