--世界のユニークな採用試験を紹介する「面接の研究所」--

株式会社コヨーテのオフィシャルブログへようこそ。当研究所では、世界中の気になる企業の採用現場を調べて、そのユニークな採用試験を紹介しています。取り上げる企業は、誰もが知っている世界的な有名企業もあれば、名前も知らない小さな企業もあります。しかし、ここで取り上げるどんな企業も「仲間を募ることへの強いこだわり、熱い想い」は共通していました。そしてその想いは、求職者までもファンにしてしまうものばかりです。ユニークな採用試験の背景にひそむストーリーを楽しんでください。

レポート#077 マクドナルドの採用「CEOとの討議で選考」
「さー、では今後の当社がとるべき企業戦略についてディスカッションしようではないか」

なんて言われると、どうですか?わくわくしますか?それとも、ひえーっとなりますか?

日本人は討議が苦手と言われますが、日本マクドナルドホールディングスでは、なんとCEOである原田さんとのディスカッションを通じて選考するようです。

その名も「マクドナルド経営ラウンドテーブル」

対象は社会人経験が10年以上の30代前半。そしてTOEICスコアが800点以上!
書類選考を通じて、1回あたり30名が選抜されます。

なかなかのハードルの高さですが、直接経営と議論を交わすことができる選考を通じて、オープンなスタンスが感じ取れますし、採用に対する本気度が伝わってきます。


中途採用においては、集客の問題でこのようなディスカッションを選考に取り入れている会社は少ないのですが、新卒採用においては導入する企業が増えています。

導入理由はいくつかあるのですが、もっとも大きな理由は応募者の飾らない、本当の力が見抜きやすいことではないでしょうか?

面接であれば、「志望動機」「過去の成功事例」「がんばってきたこと」など、ある程度の予測のつく質問に対して、あらかじめ想定回答を用意しておくことができます。

しかし、ディスカッションでは、話し合いの方向や討議相手の発言など、想定できないものが多く、その場その場で適切な発言や応対が求められます。

事前準備なしの、その人の持っている力を確認することができるのです。 特に、対人折衝の場面で、その人がどんな対応をする人か、が結構見えてきます。

時には、自分の意見を否定されて、むっとしてその後議論に参加しなくなる、なんて子供っぽい方もいたりするのです。

注意点としては、テーマによって有利不利がある場合もありますが、採用したい人材が明確であればテーマそのものも、考えていてほしいこと、勉強していてほしいことなどに設定しても問題はないでしょう。

ある会社は、あえて事前に討議テーマを発表して、選考前にきちんと勉強してくるか、調べてくるかを見ています。

「お客様が商談中出した課題を、きちんと誠実に対応できる人材が少なくなっている」

そういった現場の声からうまれた選考のやり方だったようです。


面接も大事な選考手法ですが、別の角度から人材をみていくことも大切です。

個人的には、社会人になると、こうした討議の場面は多々あるにも関わらず、学校教育の中でそうした機会が少ないのが気になります。

相手の意見をじっくり聞き、自分の意見をはっきり言う。シンプルですが、とても大切な力です。学校でもどんどん導入していってほしいと感じます。
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レポート#2 藤田田(日本マクドナルド創業者)の採用 『運』



藤田田は1971年に日本マクドナルドを創業し、
同社を2003年まで牽引したきた人だ。


創業当初は、「西欧の食べ物は日本には合わない」
という、先行きを不安視する声が多かったそうだが、
今では5000億円の売上規模で、
日本最大の外食産業の企業となっている。




そんな大企業への礎を築いた藤田田が人材を見抜く際にこだわっていたのは「運」である。

彼は、面接時に短刀直入にこう聞いていたそうである。


「あなたは運がいいですか。」


「運がいいか?」と質問されると正直困ってしまう。
だた、この答えに、本人の人生観を見抜いていたのである。


彼は「運」についてこのように語っている


『運は小さな芽に宿っているのだ。しかも無限にある。運の芽かどうかは判断力になる。
花にいい土や水をあげるように、努力を積み重ねることで運は大きくなるということだ。』

つまり、運がいいと答えられる背景には、小さなチャンスをものにする努力を惜しまない
生き方をしていると考えていたのである。

ただ同時に、

『人間、才能や努力だけでは成功できない。大事なのは運だ。』

とも起業時から言い続けていた。

「運」とは、努力しないとつかめないものであるが、努力しても
必ずよい「運」が訪れるとは限らない。

「運」をつかむには、何か特別なものが必要なのだと。

そんな特別なものをもっていると確信できる今までの生き方と
これからの人生を信じる強さ


そして、そんな人材の集合体こそ、どんな苦境にも立ち向かっていける
パワフルな組織になると確信していたのだろう。

「あなたは運がいいですか?」

今までの人生と未来への期待を包括している考え抜かれたマジック・クエスチョンだ。

 

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★取り上げた企業
アップル
面白法人カヤック
スマイルズ
サウスウエスト航空
Google
日本マクドナルド
三鷹光器
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グリー
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ポジカル
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ユナイテッドアローズ
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アンデルセングループ
SAMURAI
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クックパッド
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株式会社コヨーテ
Dr.K(左)
滋賀県に生まれる。主流を好まず、マニアックを追求することに喜びを感じる。採用って世界中でやってるのに知らないこと多すぎない?と探究心に火がつき、2009年からこの研究所を立ち上げる。誰も知らない採用情報を仕入れた時はひとりほくそ笑んでいる。

株式会社コヨーテ
Dr.T(右)
大阪府に生まれる。食べることが大好きで高校生並みの胃袋を持つ。長年採用に関わってきたがKに誘われ研究所の立ち上げに参画。このネタどこで仕入れたの?とつっこみたくなるほど憎い企業の採用を紹介するのが得意。

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