コラム #052 ソニー生命の社会貢献活動 |
社会貢献活動のひとつとして行っているのが、『ライフプランニング授業』→コチラ
ここでは、ライフプランナーが講師になり、生徒・学生向けとともにライフプランニング
について考えるというものです。仮想の夫婦を想定して、子どもの誕生や進学プラン、
住宅購入プランや、将来実現したい計画や夢を描いていく。
ポイントは、ライフプランを実現するために必要な資金やイベントにかかる費用や貯蓄
などの経済的観点もふまえつつ、やりたいこと、実現したいことを達成するために何が
必要かを考えるきっかけづくりにする。実際にシュミレーションのセッションもあり、より
リアルに興味を持ってもらう工夫も取り入れて授業を進めます。
その活動を地道に続けている。
もともとは長崎市内で教鞭をとっていた一人の先生が、
「ライフプランニングって考え方ってユニークなので、授業の一環で取り入れらないだろ
うか」という話がきっかけでした。
平成17年から始まり、今では、全国の小学校、中学校、高校、短大・専門、大学で、
177校で開催されました。その間、受講した生徒は、13662名(平成22年3月現在)。
自分の将来の「夢」や「ありたい姿」を思い描いてみる。
未来について生活設計のこと、お金の側面など、長期的な視点で物事を考える授業。
こういうきっかけづくりって大切ですね。
授業を受けた生徒さんから、「両親がこんなにも自分にお金を費やしてくれた、どれだけ
大事にされてきたかを痛感した」という感想をいただくことも多いそうです。
企業の行う社会貢献活動のスタイルは色々ありますが、自社のビジネスがこういう内容
だから、こういう社会貢献活動をしていく。そこには、その企業のメッセージが発信されて
います。
『社会貢献活動自体に、その企業らしい取り組みを行い、そして続ける』
「やっていることがぶれない」「毎年やりつづける継続力のある会社」など、いいイメージ
を受け手が持つ可能性が高くなります。これは採用活動の情報発信のひとつとして見た
場合、大切なポイントです。社会貢献活動自体にもその企業らしさが必要ですね。(T)