コラム #115 アスロニアのカンパニーメッセージ |
代官山にあるトライアスロンショップ、アスロニア(ATHLONIA)。この競技を始めたときに何度も足を運んで、少しずつ技術や心構えを学び、この競技ができそうかなというところまで導いてくれたショップです。
HPの会社概要に載っている代表白戸さんのメッセージ。
事業へのこだわりや会社のスタンスをあらわれていると思っています。
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「トライアスロンは大変なスポーツ」多くの方からそんなコメントを聞きます。
確かに3種目を続けて行うもので、すぐに出来るものではないでしょう。しかし、スイム、自転車、ランニングとどの種目も日本人にとって経験があり、特別なスポーツではありません。
目標を立て、計画を作り、準備をしていけばどんな人でも出来るスポーツであると長い経験から確信しています。「誰にでも出来るけど、準備しなければ出来ない」これこそがこのスポーツの魅力であると思います。
そしてトライアスロンには「人生を変える力」があります。
このスポーツに取り組むことで、ライフスタイルに変化が現れるでしょう。時間の使い方、飲食の仕方や感じ方、思考、趣向などなど。最初は「仕方なく」かもしれません。それがいつしか、人間として、社会に生きているものとして、快適なライフスタイルである事に気付くのはそれほどかかりません。きっとあなたの人生を豊かにしてくれる事でしょう。
私たちはこのスポーツを通して、一人でも多くの人がそんなチャンスに出会ってもらいたいと願っています。
トライアスロンで人生を豊かに! Triathlon, It brightens your self.
代表取締役
白戸太朗
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このメッセージ、競技を始める前、何度も読み直しました。こんな会社だから、初心者で何も知らない自分でも受け入れてくれるだろう。自分がスタートを切るきっかけを提供してくれるのではないかという期待感で胸が膨らましながらショップに足を運んだことを思い出しました。
採用活動において応募者視点でみると、関心のある会社ってHPを何度もみたり、その会社ってどんな想いで事業をしているのだろうか、どんなヒトの困りごとを解決しているのだろうかって、実に細かい視点で見ています。細部にこだわるメッセージ、こういうところに魅力を感じたりします。
そんなアスロニアの採用情報を見てみると、STAFF募集の赤い文字が目に入ってきました。
冒頭のメッセージ(抜粋)
・・・おかげさまで多くのお客様にお越しいただき、トライアスロンライフのサポートをしてきました!アルバイトはトライアスロン部の学生も大歓迎!働く時間も週末のみ、夕方以降の時間帯等、ご相談ください。お気軽にご連絡ください。また、ショップにお越しいただき、お声掛けいただいても結構です。よろしくお願います。
そう、さりげなくですが、こんなヒト歓迎しています、なんだったら実際に見にきてくださいと書いています。「こんな会社ですよ、こんなヒトとぜひ一緒に働きたい」というメッセージを自分たちの持っているリソースの中で最大限伝えていく中で会社を知ってもらう。そういう活動は大切ですね。
さて、アスロニアをきっかけに昨年出場したトライアスロンですが、今シーズンは足の怪我をはじめ、度重なる故障があり参戦できませんが、あるきっかけがあり、再び復帰することにしました。
そのきっかけは、 MY ROAD to LONDON 車いすアスリートの副島正純さんを、ロンドンパラリンピックまでサポートするチャリティイベントに申し込んだことです。 このチャリティイベント、副島さんが、パラリンピック参加までの12ヶ月間を、チャリティイベントに参加する自分自身が「心技体」の、それぞれのカテゴリーで、今後一年間の目標をたてるという、ユニークなステッカーノベルティとしてついてきます。
そのステッカーの「体」の項目に「トライアスロン・オリンピックディスタンスで完走」を掲げます。アスロニアのサイトにあるメッセージを読み直して、改めて決意した次第です。近いうちにアスロニアのイベントに参加しようと思っています。(T)