--世界のユニークな採用試験を紹介する「面接の研究所」--

株式会社コヨーテのオフィシャルブログへようこそ。当研究所では、世界中の気になる企業の採用現場を調べて、そのユニークな採用試験を紹介しています。取り上げる企業は、誰もが知っている世界的な有名企業もあれば、名前も知らない小さな企業もあります。しかし、ここで取り上げるどんな企業も「仲間を募ることへの強いこだわり、熱い想い」は共通していました。そしてその想いは、求職者までもファンにしてしまうものばかりです。ユニークな採用試験の背景にひそむストーリーを楽しんでください。

コラム #135 とりたい人をとる採用こそ、採用の原点
こんにちは、コヨーテ菊池です。週刊ダイヤモンドで特集されている「サムスンに貢献した日本人技術者ランキング」が話題になっています。
ご覧になった方に多くいると思いますが、その中でサムスンに入社して活躍する日本人技術者の記事がありました。

WEBでの記事はこちら→http://diamond.jp/articles/-/44210

そこで出てくるのはCanonやPanasonic、SANYOなど、日本を代表する大手メーカー出身者ばかり。サムスン在籍中、最も特許を得た元SANYOの技術者は、2年間で22もの特許をとっています。優秀な日本人の技術力が海外の企業の力になっていると言うのです。

そして記事の中に「サムスンが日本の技術を飲み込む」と書いてありましたが、私は不謹慎かもしれませんが、これで日本企業の人材採用と人材確保に対する考えに危機感が芽生えればいいなと思いました。

最近、ダイレクトリクルーティングというテーマでセミナーやコンサルティングをすることが多いのですが、明らかに採用したい能力を有した人材がライバル会社にいる場合でも「露骨に声をかけることができない」と言われる人事さんが多いです。その理由として「ライバルとは言えど、悪く思われたくない」という、紳士協定的なものがあるようです。(業界ごとにその特色は違うのですが、歴史が長い業界ほどその傾向が強いようです)

しかし、紳士協定により採用活動に手詰まり感じている間に、紳士協定など関係のない外資系企業からどんどん引っ張れていきます。

アメリカのシリコンバレーでは、レイオフがあるらしいと聞けば、ライバル企業のリクルーターがチャンスとばかりメールを飛ばしますし、部署ごと、チームごと引っ張れれることも多々あります。

写真はYahoo!の本社前でタコス屋さん装い、社員と接触を試みるTokbox
(2012年ASTD Drジョン・サリバン氏の講演より)

 もし、ライバル企業から人材を引き抜かれたのであれば、それは引き抜いた企業が悪いのではなく、引き抜かれたその会社に原因があるはずです。優秀な人材を確保し続ける努力を惜しんでいた結果だと受け止めるべきです。シリコンバレーの職場はランチやお菓子が無料だったりして、あれほどまで快適だったりするもの優秀な人材を確保し続ける、そのためです。(もちろんそれ以外の努力もたくさんありますが)

グローバル競争の中で、企業は勝ち残っていかねばらない。自社にない技術であれば、それを持っている技術者を雇うか、場合によっては買収する。それぐらい優秀な人材を獲得することに目の色を変えて海外のリクルーター達は活動しています。

日本の人事にも、こうした危機感と同時に、自ら優秀な人材を探して迷わず声をかけるアグレッシブさが欲しいです。

集まる人からとる採用から採りたい人をとる採用にシフトしていきませんか。(K)

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10月セミナー振り返りレポート「ひとづて採用」の奥深さ
こんにちは、コヨーテ菊池でございます。

先日実施したCOYOTE WORKSHOP、テーマは「ひとづて採用を考える」でした。

海外では「リファラルリクルーティング」と呼ばれていますが、古くからある採用手法ながら、今日本でもこの手法を見直して、もっと効果的なものにしていこうと試みる企業が増えています。

コヨーテもこれから多くの企業が積極的に取り組むであろうと思い、今回のテーマを選択しました。当日のイベントの様子を振り返りながらレポートしたいと思います。
 
今回は会場を株式会社D2Cさんにお借りいたしました。18階から見える東京湾がオシャレで、素敵なオフィスでした。ありがとうございます。


ワークショップと言いながら一方通行のセミナーが多かったこれまで。大きな会場をご用意いただけたこともあり、今回は島形式で、グループ内討議が出来るスタイルに。大人の学びの環境についても勉強してきます。


今回は38名の皆さまにご参加いただきました。今回はメーカーさんからの参加もあり、業界も様々。男女比率は半々ぐらいで年齢は20代から40代前半の方々といったところでしょうか。


今回のセミナーの狙いです。紹介する事例は答えではありません。ただし発想の幅を広げたり、新しい気付きを得るきっかけにしてもらいたいと持っています。この場を通じて、何か持ち帰って現場で実践してもらうことを常にゴールに置いています。


ゲストは、リクルートキャリアさんと、ロフトワークさん。企業規模も業態も違う2社をあえてお呼びしたのは、様々な視点から「ひとづて採用」を考えるきっかけとしたいと思ったからです。


まずは、リクルートキャリアさん。8月からリフレクという名称の「ひとづて採用」企画を
スタートさせています。この採用を始めた経緯や、注力したポイントなどを丁寧にお話いただきました。公にはお伝え出来ませんが、多くの企業が課題としている点を見事に解決している素晴らしい採用です。


こちらがリクルートキャリアさんのHPにて公開されているリフレクのサイトです。今後の展開にも注目してください。


そして、「折り紙付き採用」というなんともチャーミングなネーミングをつけているロフトワークさん。ユニークなのは、この採用を企画した採用担当ではなく、現場の社員さん。一番人が欲しい部署の人間が中心になって企画する。これって採用の原点のような気がします。


ロフトワークさんは、こちらのサイトで当日の様子をまとめておられますので、ご参考に。


2社の事例を聞いたあとは、グループ内でディスカッション。「ひとづて採用成功の要因は何か」について話し合ってもらいました。

<まとめ>
ディスカッションの中で「そもそも友人に紹介したくなる会社であるか、が大事だよね。でも逆に言うと、友人に紹介したくない会社だったら公に採用活動するってどうなんだろうね。」なんて話が出ていました。

ひとづて採用は、その会社の今を丸裸にする採用手法なのかもしれません。小手先のテクニックやインセンティブでは上手くいかず、会社そのものが持っている採用力が如実に現れてくるでしょう。

私たちは常々、いい採用を作ることはいい会社を作ること、と言っていますが、まさにこのひとづて採用に取り組むことは、いい会社づくりの第一歩になるでしょう。

ひとづて採用、うちでも積極的にやっていきたい!と考えている企業様いらっしゃいましたら、是非コヨーテまでお声がけくださいませ。一緒にたった一つの採用を作っていきましょう。

<次回11月COYOTE WORKSHOPのご案内>

これからの会社説明会の役割とは

混戦のマーケットの中で伝えるべきこととは何かを考える

次回のテーマは「これからの会社説明会の役割」。2015年度新卒採用が本格稼働する前に、一緒に考えてみませんか?詳細は、こちらのページにて。皆さまのお越しをお待ちしております。


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9月セミナー振り返りレポート「若者のリアル」を知って感じたこと
こんにちは、コヨーテ菊池です。
昨日行われたCOYOOTE WORKSHOPをレポートしたいと思います。

今月のテーマは「新20代を研究するマーケッターが語る『今の若者』のリアル」。

そもそもこのテーマをセレクトした理由は、採用広報活動において、マスメディアがなかなか効かなくなった今、ハタチ近くの若者とどのようにコミュニケーションをはかればいいのか、その糸口をつかむことが重要だと感じたからです。

またそのコミュニケーションツールとしての普及しているソーシャルメディアは、その使い方に世代ごとに随分と違いが見られ、人事が若者と近づこうと試みてさっさりスルーされるケースを多く見てきました。これはそもそも若者について本格的に知る必要性が高まってきたと思っています。

そこで、普段私たち人事が接している「就活生」ではなく、リアルな若者と接触しているプロフェッショナルからお話を伺おうと思い、アサツーディ・ケイの藤本耕平さんをお招きしました。



藤本さんは、アサツーディ・ケイに入社後一貫してマーケティング業務に従事しているのですが、若者をターゲットしたブランドを主に担当し、リアルな声を集めるため自身でも1年前から大学生を中心としたいわゆる「意識の高い」学生をネットワークされています。また、様々な場所で講演やセミナーなども行っていらっしゃいます。

メインのお話は2つ。1つ目は「20代前半の若者を動かすには」と題して、彼らの意識価値観・生活スタイルは昔とどのように変化しているのか、そして彼らにはどんな特徴があるのかを、調査データや独自の考察に基づきお話していただきました。

2つ目は、さらに世代を下げて10代の若者研究「今どきのティーンとは」と題して、同じく彼らの生活実態と意識について解説いただきました。

それぞれに印象的だったキーワードを抜粋して共有します。


「自分ものさし」
20代前半の若者は小学校からの個性尊重教育の影響で、物事の価値基準として「自分らしさ」を大切にしているといいます。世間の評価を重視するかつての若者に対して、今の若者は自分のフィーリングを重視するのだそうです。それを「自分ものさし」と表現されていました。

また、「自分らしさ」の解釈も、今と昔は違うそうです。かつては横並びを尊重する教育だったことから、逆に横並びから一歩抜け出したい、自分らしくありたいという願望が強いのですが、今は自分らしいは当たり前で、人と違うことは当然だと思っているのだそうです。

ただ、自分らしくありながらも、むしろ周りとうまく協調していきたいという難しいバランスを保ちたい心情もあるようです。

「つながり願望」
かつては「支えあって生活する時代」だったため、人とつながることは当たり前だったのですが、「自分一人でも生きられる時代」になった今は、人とづながること自体が難しく、つながりは自分から求めないと手に入らないものだという認識が強いそうです。


この「つながり願望」は、SNSの普及にも大きく影響していくのでが、先ほどの「自分ものさし」が邪魔をして、完全につながろうとは思わず、ゆるくて部分的なつながりで満足する傾向があるそうです。

それ以外にも「ノットハングリー」や「ケチ美学」、「せつな主義」など藤本さんの独自のキーワードが非常に印象的でした。

講演を聞いて、「うーん、わかるわー」という思い当たる節があったり、「えーそうなの」という衝撃の事実があったり気づきの多い時間でした。

そして、若者をリアルな生態情報をインプットすればするほど、消化できない自分がいました。それは自分の中に「彼らを理解したい=共感したい」があったのだと思いました。そして、共感が得られないから、「それは間違っている」「正しくはこうだ」と今の若者を修正したくなってしまうのです。

むしろ、ここで聞いた話は彼らを「知る」ためのデータであり、彼らの奥に潜んでいるものを知ることで、お互いに過剰な期待を抱かずにコミュニケーションができるはずだと割り切ることにしました。

ただこれは諦めなどではなく、むしろ健全なコミュニケーションのスタンスではないかとも思います。私たち(かつての?)日本人は同質性の高いコミュニティーにどっぷりと浸かっているので、異質であるものに対して排除するか、同質化を強要してきたのだと思います。しかし、多様な民族が同じ場所に住んでいる日本以外の場所では異質が当たり前で、始めから共感できる関係を求めていません。

むしろお互いに違うんだね、という前提の上でコミュニケーションをし、徐々に打ち解けていくという感じでしょうか。

こう考えると、若者という生き物も、女性や外国人、などと同じく組織におけるダイバーシティー(多様性)の構成要素であるなぁと思いました。

私たちは理解できない若者を排他したり、強要したりするのではなく、そもそも違っててもいいじゃないか、むしろ当たり前だろ、ぐらいの前提に立った上で、効果的なコミュニケーションを模索する必要があると感じたのです。

【お知らせ】
COYOTE CLUB会員の皆さま。今回のセミナーの様子はDVDにまとめてお届けします。完成まで楽しみにお待ちくださいませ。

そして、次回のCOYOTE WORKSHOPは「ひとづて採用」。古くて新しいこの採用手法を実践企業と一緒に成功要因を探ってみませんか?日程は10月23日(水)。詳細は別途ご連絡いたします。お楽しみに!


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コラム #133 仕事の国境がなくなるoDeskの衝撃
こんにちは。今回のコラムは菊池がお届けします。

今回お話するのは、世界最大のオンラインワークスペースを提供するoDeskについて。


オンラインワークスペースとは、現実の世界には職場を持たず、オンライン上でコミュニケーションし、仕事を行う場所のこと。

そのリーディングカンパニーであるoDeskは、2003年10月に創業してからずっと右肩上がりの成長を続け、サービスを利用する企業の数も55万社もあるというから驚きです。

日本では、多くの企業はまだその存在すら知らないと思いますが、すでにアメリカの最先端のIT企業が依頼した案件を、牛小屋の隣りのほったて小屋でインド人が仕事をしていることだってあるのです。

世界はどんどん小さくなっていっている。そんなことを感じさせる象徴的な映像を見つけてました。。

大塚雅文さんというの方のブログの中で紹介されていた、ポスター制作の仕事をパキスタンのデザイナーとoDesk上でやり取りしている映像です。

仕事のやりとりが一段落ついた後半47秒過ぎから、パキスタンのデザイナーがPCカメラを自宅の外に向けます。そこにはこれまで21世紀のやり取りをしていたのが噓のような20世紀の景色が広がるのです。


この仕事、日本では破格の50$程度の報酬だったようですが、パキスタンでは10万円相当の仕事になるようです。

oDeskには、そんなオンラインワーカーが世界中になんと290万人もいると言われています。


言語の壁を超えて、世界中のオンラインワーカーとさまざまな仕事をする企業が増えていくこと思います。

ちなみに、インテリジェンスさんの『未来を変えるプロジェクト』特設サイトにて、海外のHRやキャリア、仕事術などに関するトピックスを取り上げて紹介するコラムを書いています。


そちらも是非、ご覧いただければと思います。毎週月曜日アップです〜♬




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コラム #131 みんなと同じは、ヤバい。
 2012年12月1日、2014年度入社向けの新卒採用が解禁となりました。

1日の深夜0時に各ナビサイトがオープンし、昨年ほどではないものの多くの学生がアクセスして、画面がつながりにくい状態も起こったようです。

そして、東京ビッグサイトでは合同企業説明会も。

多くの学生が殺到している様子が、テレビで放送されていました。

(写真:日本経済新聞社WEB版 12月1日記事より)

その顔の真剣さには、鬼気迫るものも感じます。

みんなから乗り遅れないように。このチャンスを逃したら取り返しがつかない。

でもそうした焦る気持ちの反面、
みんなと足並み揃えて動くことで安心している学生も多いのでは?と感じます。

ここに今の就職活動の危うさが伺えます。


僕たちは「みんなと同じでいる」ことを、小さなころから強要されてきたし、その「保護下」にいることで安心感も味わってきました。

そして、その保護下は大学進学まで続いているのではないでしょうか。

大学全入時代と言われ、勉強時間の差こそあれ、当たり前のように大学までのレールは敷かれているからです。

自分の行きたい大学よりも、自分の学力で行ける大学選びが主流です。

むしろこの受験の時期に、「全く勉強しない」と選択する方が今や勇気のいる行動で、いやおうなく次の進路を自分で考えないといけなくなります。(まぁその多くが、勉強しない同志たちの同調のサークルに所属することが多いのですが)

そして、就職活動において初めてその同調の輪から自力で抜け出すことが求められるのです。

これまで「みんなと同じ」輪の中にいた同調性のエリートたちは「自分の意見がない」と社会からNGを出されてしまい、多くの学生が戸惑います。

それでも、みんなと同じように手帳の予定を埋めることに邁進する学生たちは、自分の個性を見つめる時間もありません。

昔は、こうした活動でも拾ってくれる企業はあったかもしれませんが、採用枠が少なくなり、年々基準は高くなっています。

いちはやくおかれている状況に気付き、たとえ立ち止まってでも自分のアタマで考えることが大切です。

そして、自分の足でレールの敷かれていない道を歩むことを決意しなくてはいけません。

周りから提案される平均的な活動に歩調をわせる必要はありません。
(62社エントリーの先に、希望の会社の内定はありません。)


そして、同じように企業も、横並びの安心感から脱却する時期だと思います。

枠からはみ出す採用をやっていきましょう。


最後に、今回のコラムに関連したご紹介です。

「みんなちがってみんないい」というメッセージを学生に伝える素敵なイベントがあります。

COYOTE CLUBの会員さんでもいらっしゃる「あきゅらいず美養品」の人事の平野さんが
主催する就活イベント。


『みんなちがってみんないい 〜夢を仕事にする〜 』

ゲストもいわゆる大手企業の人や、有名人ではなく、多くのひとが歩むレールから大胆に外れていった(失礼)大人たちです。

関心のある方は是非チェックしてみてください。(K)

<お知らせ>
先日、GaiaXさんの人事向けコラムにて執筆させていただきました。

| comments(0) | trackbacks(0) | 08:06 | category: コラム |
コラム #130 こころをつかむ募集メッセージ
第一回のCOYOTE WORKSHOPのオープニングコンテンツが「こころをつかむ募集メッセージでした。

その中でも最初に紹介したのが、アーネスト・シャクルントンが南極探検の同士を集める募集広告でした。

「求む男子。至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証無し。成功の暁には名誉と賞賛を得る。アーネスト・シャクルントン」

5000名を超える応募があり、15歳の少年から著名な科学者まで多数の募集があり、その中から28名がシャクルントン率いるエンディアランス号に乗り込みました。1914年に出航し、1915年11月に座礁、船は沈没し、南極大陸横断という名誉は得れませんでしたが、1916年に全員が助かります。皮肉にもシャクルントン一団の冒険は、募集広告でうたった状況そのものでしたが、22ヶ月ひとりの命を落とさず帰還するという偉業で賞賛を得ました。


この、こころの響くメッセージを採用広告で活用しているのが、ログハウス国内シェアNo1の株式会社アールシーコア。「住む」より「楽しむ」をモットーに、BESSブランドログハウスを展開しています。最近電車の中でもよく広告を目にしますね。私が住んでみたいとあこがれているのが、ドームハウス。わくわくしてくるログハウスが魅力的です。


そのアールーシーコア社の募集広告がコチラ→採用情報

クリックすると、求む有志・・・から始まるメッセージが始まります。、アーネストシャクルントンに敬意を表しつつ、目標への長い道のりを乗り越えていく、そんな強さを感じるメッセージです。仕事感を伝える方法っていろいろありますね。


求む有志。

困難な仕事。
それなりの報酬。
果てしない長い道のり。
絶えざる試練。
出世の保証なし。

ただし、就業においては
公平な評価と、実力に応じた
処遇が約束される。

我と思わん者、
手を挙げよ!

万年創業 アールシーコア




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コラム #129 入社式は「WELCOME」を伝える日
こんにちは、コヨーテ菊池です。

ずいぶん久しぶりの記事になってしまいました。

なかなか暖かい太陽がのぼらず、そして想定外の嵐と、
天候が落ち着かないのですが、ようやく春らしくなって来ましたね。

春といえば、入社式。

昨年は震災直後ということもあり、自粛した企業も多くあったのですが
今年は、各社様々な思考をこらして入社式を行なっていたようです。

過去、このブログではユニークな入社式をいくつか取り上げました。

三菱鉛筆さんの「鉛筆削り入社式」

なれない手つきで鉛筆を小刀で削る新入社員たち。これからパートナーとなる鉛筆で、入社後の決意をカードに書き込むそうです。削った鉛筆とカードは大切な宝物になるのでしょうね。


靴クリームの製造・販売を手がけるコロンブスさんの「靴磨き入社式」

すでに歴史のあるイベントのようで、新入社員と先輩社員がお互いの靴を磨き合う交流を図るのだそうです。「お互い」というのが大切ですね。商品への愛着を持ってもらう上でも印象に残るイベントです。



不安の多い新入社員を、萎縮させずにパフォーマンスを発揮してもらうために
入社するこの日をどう演出するはとても大切だと思います。

多くは、社長などの偉い方のお話があったり、
新入社員の「がんばります」宣言があったりがスタンダードですが
やはり、そこにひと工夫加えることをお勧めします。

テーマは「WELCOME THE TEAM」の演出です。

例えば、世田谷にある成城こばやし動物病院さんでは
入社するスタッフを迎え入れる際に「WELCOME ポスター」を作って
入社の少し前からオフィス内に張り出します。



手づくりでとても温かみのあるポスターですよね。
先輩スタッフたちは、このポスターを見て

「へー、今度入ってくる子、剣道やってだんだ。わたしと一緒」

「あ、出身の小学校、わたし地元の近くだ」

なんて共通点を見出したりできるので、会話の糸口がみつかりやすいです。

また、さりげなく「お酒飲めますか」と聞いているあたりが
優しい心づかいを感じますね。
新入社員は飲み会でお酌をされると、断りづらいものです。
さりげなく、こんなことを事前に伝える場面があれば、先輩も無理強いはしません。


そして、スマイルズさんの入社式も、とっても素敵です。

入社式の様子は遠山社長のブログで紹介されていますが
遠山社長と同じメガネ・七三分けで登場する新入社員たちなど、最高です。
ぜひ一度ご覧ください。


ブログの最後に、人事の吉田さんが作成した入社式動画が載っています。
イベントの雰囲気は伝わるのではないでしょうか?

スマイルズさんは「ファミリー制度」といって、まさに家族のように新入社員を受け入れる仕組みがあります。

僕は見終わったあと、会社全体で「ようこそ!」と言っているのが伝わってきました。

ホテルを借りて、厳かな入社式もいいですが
今回紹介した2社は、てづくりでWELCOMEの気持ちを伝えているとてもいい事例だと思います。

温かい気持ちが伝わってきましたよね。

みなさんも「どうやってWELCOME THE TEAMの気持ちを伝えるのか?」
入社前みんなでアイデアを出しあう、そんな作戦会議を今後やってみませんか。(K)


<COYOTE よりお知らせ>

世界中の採用事例を知り、アイデアが想起する場所COYOTE CLUB」。
現在CLUB会員募集中です!詳しくはこちらから!

来月のCOYOTE WORKSHOPは4月25日(水)開催。
『これからの採用の主役は「会社」から「個人」へ。』
「個人ブランディング」というテーマで行なっていきたいと思います。

また、入会を考える際に、一度体験してみたいという方。
COYOTE CLUB FIRST TICKETをご利用ください。
初回のワークショップのみ無料でご参加いただけます。
お申込みは、info@coyo-te.comまでメールでご連絡ください。
(企業名、お名前、メールアドレスを明記ください)
また、関心の有りそうなお友達にもシェアしてくださいませ。


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コラム #127 僕が3月11日から学んだこと
今日は3月11日。テレビでは、あの震災から1年を振り返る番組が放送されています。

自分にとってのあの日は、どのような記憶として残っているのか?

自分はあれから、何か変わったのだろうか?

改めて、自分の1年前を振りかえろうと思いました。


1年前のあの日。

日々伝わってくる被災地の状況に胸を痛め
見えない放射能に恐れ
スーパーにはモノがなくなり
正直混乱していました。

自分は誰の情報を信じて、何をすべきなのか?

テレビや、ツイッターや、友人、など
いろんなひとの意見を聞いていく中で、気ばかりあせって
それは、僕にとってとてもストレスのかかる日々でした。

結局、僕は大きな決断を下させないまま、
流されるように日常を過ごすことになっていました。

日常の生活において、いかに「自分の頭で考えて」決断していなかったことが
わかったのと同時に、周りの意見に同調しておけば、同じ行き先を
なんとなく歩くことは、いかに楽だったかと痛感しました。

去年8月に僕は会社を立ち上げました。
多くのひとたちと同じレールから、自ら離れるということです。

震災時に経験した「お前はどうするんだ?」の問いを日々するということです。

(しかし気を抜くと、すぐにレールに戻ろうとする甘い自分もいます。)

改めて考えるのは、情報社会と言われ、いろんなことがお膳立てされている
世の中だったのに、僕達の想像を超えてしまう出来事は簡単に起こりうるんだなぁということ。

僕達は、何かに安心して、想像することを放棄してしまったのかもしれません。

そして、震災後1年を振り返る様々な報道を見て感じたこと。

被災地の苦しい現状においても、前をみて明るく生きようとしているひとの姿。

ひとはどんな現実からも、希望を見出そうとする。

これこそが、「強さ」なのだと思いました。

僕も一人の経営者として、強く生きてゆこうと思います。

そんなことを考えた夜でした。(K)





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COYOTEが吠えたい3つのこと

COYOTEのサービスを考えている中で、ふと自分たちの想いを

残したいと考えつれづれなるままに書いてみました。


大人はかっこよくなるだろうか?


「大人ってつまらなそう」


小さな頃から漠然と思い描いていたこと。

大人になりたくない、とは思ってはいなかったけど

つまらない大人にはなりたくない、とは思っていた。

(これは今でも)


社会人になり、偶然にも子供から大人の接点、

つまり社会に入る接点である採用の仕事をするようになった。


その中で


どんな人たちと何を成し遂げるのか、というワクワクすることよりも、

どれだけ安定して、成長が約束されているのか、といった安心することを

多くの人が選択するということを知った。


もちろん、この価値観に対して否定的には思っていない。

むしろ僕だって欲しいと思うことは多々ある。


でも、どうやら無常にも時代は変わっていくようだ。

かなりの勢いで、先行きは見えにくくなっているみたい。


そんな中、僕たちは定年まで生き残る会社をみつけるべきではなく

共に成し遂げたい夢やビジョン、そして仲間を見つけるべきだと

強く思うようになった。


少し前までこんなことを言うと、理想論だねと言われたかも知れないが

定年まで生き残る企業を探すほうが理想論だと思う今日この頃。


会社を選ぶ尺度が変わりつつあるこの時代。


もし、規模や安定ではなくて、ワクワク要素で仕事を選ぶひとが増えたら

どうなるんだろう。

そして、かっこいい大人が増えると、日本という国はどうなるだろうか?

そう考えると、ワクワクする。


これからのかっこいい会社とは


そんなふうに考える僕たちが会社を興したひとつのきっかけが

ソーシャルメディアの登場だ。

このツールは夢やビジョンや仲間たちといったワクワクする要素を

伝えるにはもってこい。


売上や規模で目立つ会社じゃなくて、もっと目に見えない何か。

感覚的で説明しづらいけど、そんなものが伝わりやすい。


現に僕達もブログを通じて情報を発信し続けたら

たくさんの素敵な出会いがあった。


そこには、多くのコストは発生しないが

その代償に、見せたくないものまで見えてしまう。

これまで外向けに覆っていたものが、がばっとめくられてしまう感じ。

外の顔と内の顔の使い分けが通用しなくなる。


つまり、等身大で勝負ということ。


心意気とか想いとか、見えないものが文脈から読み取れる時代。

これからのかっこいい会社は、そんな等身大でかっこいい会社。

背伸びせずに、普段通りがかっこいい。

普通にみんな楽しそうに働いている。


「結婚したら、本性が見えました(涙)。」

=「入社したら、本性が見えました(涙)。」

みたいなことは少なくなるんじゃないだろうか。


等身大でかっこいい会社を増やしたい。


僕たちが関与していきたいのは、

これからの会社が求められる等身大のかっこよさの追求。


かっこいいには色んな定義があっていいけど

ひとことで言うと魅力的ということ。


これをどうやって作っていくのか?


おしゃれな衣装やばっちりメイクなら

お金さえあればすぐにできるのだが

等身大のかっこよさを作っていくのには時間がかかる。


どちらかというと、にヨガをやったりジョギングをやったり

内から整えていくプロセスに近い。


それには長い時間がかかるかもしれない。


でも


僕たちがひとの仕事に関わってきて得たひとつの答えは

「効果テキメンの特効薬はない」ということ。


スピードが命、とか言われている時代に

「ひと」に関しては当てはまらない、ということ。

ひとつひとつ、課題を見出し克服していくしか道はない。


そして僕たちは

そんな等身大でかっこいい会社を目指すひとたちが集うサービスを提供したい。

最高のサポートをするためにこれまで以上に研究を重ねていきたい。


この想いに共感してもらえるひとたちが

ひとりでも増えてくれたら嬉しいし、

未来が少し明るくなるかも、なんて考えるのは尊大だろうか。



2012年1月31日 表参道のスターバックスにて

コヨーテ 代表 菊池龍之

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コラム #126 今年も自分に正直に
新年あけましておめでとうございます。

旧年中は私たちのブログをご愛読いただきありがとうございました。

今年のコンテンツは、ユニークな採用試験や、ユニークな会社紹介に加えユニークなひとたちのインタビュー記事もアップしていく予定です。

題して「ユニークなアノ人のあたまの中」。

どうしてそんな発想できるんだろう?なんでそんなこと考えられるの?

凡人である私たちには想像もつかないアイデアや考え方をする人たちがいます。

そんな人たちに少しでも近づきたい。

なれないかもしれないけど、とっても気になる。。。

コヨーテには斬新なアイデアや発想は残念ながら持ち合わせておりませんが、人一倍強い「好奇心」だけはございます!

気になるあの人、あの会社を、これまで以上に積極的に追いかけていきたいと思います。


また、リアルにこうした内容を伝え、学び合う場として「COYOTE CLUB」という会員制ビジネスコミュニティを今年からスタートさせます。

このサービスは、2年半前ブログを綴ってきた当初から、ぼんやりと描いていたものです。

採用試験や組織づくりにおいて大切なのは、「よい会社をつくろう」という愛情にも似た強い思いと勇気ある実践の繰り返しだと思っています。

コヨーテは、そんな素敵な人たちを応援するための場を作りたいと思っていました。

それがCOYOTE CLUBです。

詳細は、HPにアップしています。正式な会員募集は1月15日からです。

ぜひブログからリアルの場でお会いできることを楽しみにしております。


さてさて話はお正月の私の話題に。

私コヨーテ菊池は、里帰りした滋賀県大津市で新春マラソン大会に出場してきました。

年末からの暴飲暴食でなまった身体に喝を入れるため、新年清い気持ちでスタートをきるため3年前から毎年出場ししているレースなのです。

距離は10キロなのですが、比叡山から吹き下ろされる北風が厳しく、今年は更に雨まで降って、なかなかの試練を与えてくださいました。(笑)


毎年走るときは、同じ時間、遠く箱根路を走っているランナーのことを思ったりするのですが、今年はレースではなく、あるCMが気になっていました。

そう、村上春樹が初めてCM用に原稿を書いたというCM。

「走ることについて語ること」というタイトルで全4話あり、2日間のレースの期間だけしか流されない貴重なCMとして事前に話題になりましたが、1月中は、こちらのサイトでアップされているようです。

その4話の中でも、特に好きな原稿の一部を最後に紹介させてください。

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僕やあなたのような普通のランナーにとって

レースで勝ったか負けたか、そんなのは大した問題じゃない

自分のかかげてきた基準をクリアできたか

それがなによりも重要になる

判断はあなた自分自身に委ねられている

自分の中でしか納得できないものごとのために

他人にはうまく説明できないものごとのために

長い時間性をとってしか表せないものごとのために

僕らはひたすたら走り、またこうして小説を書く

****************************************

今、こうして書いているブログが、どんな人に、どのように受け止められているか測り知ることはできません。

しかし今年も、私たちが「素敵だな」とか、「面白い!」といったものに敏感で、正直でいたいと思います。

そして自分たちが「最高だ」と思えるものを、書き続けていきたいと思います。

私たち想いがひとりでも多くのひとに届くようになれば最高です。

今年も、どうぞよろしくお願いいたします。(K)


<新春、三重の志摩展望台からの初日の出>
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:59 | category: コラム |
★取り上げた企業
アップル
面白法人カヤック
スマイルズ
サウスウエスト航空
Google
日本マクドナルド
三鷹光器
ソニー生命保険
グリー
ビジネスバンク
ポジカル
ヌフカフェ
日東電工
SBIホールディングス
USAA
パーク・コーポレーション
ベアーズ
ファーストリテイリング
ユナイテッドアローズ
ヴァージン・グループ
サイバーエージェント
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コヨーテ採用研究所

株式会社コヨーテ
Dr.K(左)
滋賀県に生まれる。主流を好まず、マニアックを追求することに喜びを感じる。採用って世界中でやってるのに知らないこと多すぎない?と探究心に火がつき、2009年からこの研究所を立ち上げる。誰も知らない採用情報を仕入れた時はひとりほくそ笑んでいる。

株式会社コヨーテ
Dr.T(右)
大阪府に生まれる。食べることが大好きで高校生並みの胃袋を持つ。長年採用に関わってきたがKに誘われ研究所の立ち上げに参画。このネタどこで仕入れたの?とつっこみたくなるほど憎い企業の採用を紹介するのが得意。

≪コヨーテのHPはこちら≫
http://coyo-te.co.jp/
≪取材などのお問合せはこちら≫
info@coyo-te.co.jp
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