レポート#29 グロービスの採用 『志』 |
2010.03.17 Wednesday
30以上のビジネスアイディアの中から最終的に事業計画まで書きあげたのが二つの事業
だった。そのひとつが、現在のグロービスの事業だ。
1992年グロービス設立。GMS(グロービス・マネジメントスクール)のサービスを提供し、
翌年、企業向けの研修事業を開始、2006年には、グロービス経営大学院を設立、常に新し
いことにチャレンジしている民間の優れた教育機関のひとつだ。
(グロービスMBAの歴史→コチラ)
そんなグロービス創業者の堀さんの採用スタンスを紹介したい。
まずは、一緒に働く仲間に対するポリシーに触れたい。
堀さんの信じるポリシーは「個の集合体が組織をつくる」という考え方だ。会社の枠組みを個
人にあわせるのではなくて、個人のやりたいことに対応できるように会社を柔軟にする。会社
を活性化させるには、個人を活性化させる必要がある。それには、できるだけ自由にして、個
人の自主性を重んじ、楽しく仕事ができる体制をつくることが大切だと考えているのだ。
だから採用時には、必ず『何が好きで、何が得意か。何がしたいか』を聞くのだ。
当たり前に思うかもしれないが、人生の時間の半分以上が仕事をしている時間であり、この
時間がつまらなければ、人生そのものがつまらないものになってしまう。だから適性を見極
め、適材適所に配置するなど、みなが生き生きと仕事ができる環境を創るのことが大切な職
務のひとつだと考えている。
根底に「個の持つパワーを活かしきる」という発想を持っている。
また応募の前提条件に目を向けると、「会社の共通言語」を重要視している。
採用には以下のいずれかをクリアしていることが原則要求される。
・GMS(グロービス・マネジメント・スクール)の修了証のひとつであるCBAを有している
・欧米かグロービスのMBAを有している
・コンサルティング経験が2年以上ある
(ただし潜在能力がある人、専門的な能力のある人はこの限りでない)
会議や打ち合わせなどで使う「会社の共通言語」(土台のベースがあるか)、これも見逃せ
ない要素のひとつだ。
さらに入社後は、グロービスのスタッフは、ほぼ全員がGMSクラスを受講して継続的に
能力開発をすることが要求されるのだ。
1992年、20名の受講生から始まったグロービス。「社会に創造を起こすビジネスリーダー
を目指す」という想いを元に、今では、年間1万人もの受講生が学ぶビジネススクールになった。
その運営に携わるスタッフの採用で大切するのは、『何が好きで、何が得意か。何がしたいか』。
シンプルだが、その根源には、「一人ひとりの自己の高い成長意欲」が求められているのだ。
だった。そのひとつが、現在のグロービスの事業だ。
1992年グロービス設立。GMS(グロービス・マネジメントスクール)のサービスを提供し、
翌年、企業向けの研修事業を開始、2006年には、グロービス経営大学院を設立、常に新し
いことにチャレンジしている民間の優れた教育機関のひとつだ。
(グロービスMBAの歴史→コチラ)
そんなグロービス創業者の堀さんの採用スタンスを紹介したい。
まずは、一緒に働く仲間に対するポリシーに触れたい。
堀さんの信じるポリシーは「個の集合体が組織をつくる」という考え方だ。会社の枠組みを個
人にあわせるのではなくて、個人のやりたいことに対応できるように会社を柔軟にする。会社
を活性化させるには、個人を活性化させる必要がある。それには、できるだけ自由にして、個
人の自主性を重んじ、楽しく仕事ができる体制をつくることが大切だと考えているのだ。
だから採用時には、必ず『何が好きで、何が得意か。何がしたいか』を聞くのだ。
当たり前に思うかもしれないが、人生の時間の半分以上が仕事をしている時間であり、この
時間がつまらなければ、人生そのものがつまらないものになってしまう。だから適性を見極
め、適材適所に配置するなど、みなが生き生きと仕事ができる環境を創るのことが大切な職
務のひとつだと考えている。
根底に「個の持つパワーを活かしきる」という発想を持っている。
また応募の前提条件に目を向けると、「会社の共通言語」を重要視している。
採用には以下のいずれかをクリアしていることが原則要求される。
・GMS(グロービス・マネジメント・スクール)の修了証のひとつであるCBAを有している
・欧米かグロービスのMBAを有している
・コンサルティング経験が2年以上ある
(ただし潜在能力がある人、専門的な能力のある人はこの限りでない)
会議や打ち合わせなどで使う「会社の共通言語」(土台のベースがあるか)、これも見逃せ
ない要素のひとつだ。
さらに入社後は、グロービスのスタッフは、ほぼ全員がGMSクラスを受講して継続的に
能力開発をすることが要求されるのだ。
1992年、20名の受講生から始まったグロービス。「社会に創造を起こすビジネスリーダー
を目指す」という想いを元に、今では、年間1万人もの受講生が学ぶビジネススクールになった。
その運営に携わるスタッフの採用で大切するのは、『何が好きで、何が得意か。何がしたいか』。
シンプルだが、その根源には、「一人ひとりの自己の高い成長意欲」が求められているのだ。