レポート#21 SAMURAIの採用 『几帳面?』 |
2010.01.20 Wednesday
SAMURAIは クリエイティブディレクター・佐藤可士和さんが代表を務めるスタジオ。
ユニクロや、楽天グループさらに明治学院大学など数多くのブランディングを手掛け
ている。
現在、デザイナー6名、マネージメント2名という組織なのだが、SAMURAIが新しい
スタッフを採用するときに、佐藤可士和さんが必ず質問するがある。
それが、「君、几帳面?」の一言。
なぜ、この質問なのかというと、
「ロゴを作ったり、プロダクトを作ったりというのは、コンマ何ミリというデリケートな
世界なので、その中で几帳面な性格でないと、僕の要求するデザインにはついて
こられないだろう…」という考えがある。
つまり、佐藤さんのスタンスに合わすことができるのかを見られている。自分たちが
目指す方向性やこだわり度に共感できるのか。細かい積み重ねの仕事だからこそ、
ベースの部分で考え方を合わる必要があるだ。
さらにオフィス環境に対するこだわりについても語っている。
「オフィス環境を整然とした状態を保つことで緊張感を作っている。仕事場には一定の
緊張感があった方が、僕はピッと集中できると思う。集中力が高まるような波長があって、
それを壊すような人は最初から採用しない。」
実際のオフィスの風景写真を見たことがあるが、整然としたオフィス、プロジェクトごと
に分けられた資料ボックス、パソコンモニターの位置、会議室のレイアウトにいたるまで
秩序だっている。オフィス環境に社風あらわれている。
質問、オフィス環境など、一つひとつに理由づけがあるのだ。
短い質問だが、そこにはその企業の「こだわりの真意」が隠されている。
その真意は何か?その謎を解くことで、本当の企業らしさが見えてくる。
ユニクロや、楽天グループさらに明治学院大学など数多くのブランディングを手掛け
ている。
現在、デザイナー6名、マネージメント2名という組織なのだが、SAMURAIが新しい
スタッフを採用するときに、佐藤可士和さんが必ず質問するがある。
それが、「君、几帳面?」の一言。
なぜ、この質問なのかというと、
「ロゴを作ったり、プロダクトを作ったりというのは、コンマ何ミリというデリケートな
世界なので、その中で几帳面な性格でないと、僕の要求するデザインにはついて
こられないだろう…」という考えがある。
つまり、佐藤さんのスタンスに合わすことができるのかを見られている。自分たちが
目指す方向性やこだわり度に共感できるのか。細かい積み重ねの仕事だからこそ、
ベースの部分で考え方を合わる必要があるだ。
さらにオフィス環境に対するこだわりについても語っている。
「オフィス環境を整然とした状態を保つことで緊張感を作っている。仕事場には一定の
緊張感があった方が、僕はピッと集中できると思う。集中力が高まるような波長があって、
それを壊すような人は最初から採用しない。」
実際のオフィスの風景写真を見たことがあるが、整然としたオフィス、プロジェクトごと
に分けられた資料ボックス、パソコンモニターの位置、会議室のレイアウトにいたるまで
秩序だっている。オフィス環境に社風あらわれている。
質問、オフィス環境など、一つひとつに理由づけがあるのだ。
短い質問だが、そこにはその企業の「こだわりの真意」が隠されている。
その真意は何か?その謎を解くことで、本当の企業らしさが見えてくる。