--世界のユニークな採用試験を紹介する「面接の研究所」--

株式会社コヨーテのオフィシャルブログへようこそ。当研究所では、世界中の気になる企業の採用現場を調べて、そのユニークな採用試験を紹介しています。取り上げる企業は、誰もが知っている世界的な有名企業もあれば、名前も知らない小さな企業もあります。しかし、ここで取り上げるどんな企業も「仲間を募ることへの強いこだわり、熱い想い」は共通していました。そしてその想いは、求職者までもファンにしてしまうものばかりです。ユニークな採用試験の背景にひそむストーリーを楽しんでください。

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デザイン思考から学ぶ採用設計に大切なインサイト
コヨーテ菊池です。

先日、4日間、レゴ(R)シリアスプレイ(R) の認定ファシリテーターに
なるためのトレーニングを受けておりました。

学ぶ時間を大切にしているコヨーテですが、
昨年9月に 一般社団法人 デザイン思考研究所様が
主催するワークショップに参加したことを思い出しました。
 
デザイン思考研究所HP

最近よく聞く「デザイン思考」は
スタンフォード大学にあるd.schoolにて体系化された
イノベーションを起すための問題解決手法です。
 
アップルのマウスなど斬新なデザインを手掛けるIDEOの創業者であり
スタンフォード大学の教壇にも立っていたデビット・ケリーが2005年
から始めたプログラム。

心理学や工学部などの色々な学部の学生やデザイナーやマーケッター等
社会人も参加するこのプログラムは、世界中から注目を集めています。

従来型の問題解決手法が、オペレーションの改善を目的とする事が多いことに対して
デザイン思考では、イノベーションを生み出す事を目的としていることが
多くの人たちが関心を寄せている理由のひとつです。

※d.schoolの様子については、サンフランシスコでお世話になった
 btraxさんのブログに詳しく載っています。
 
「話題のスタンフォード大学デザインスクール -d・school- に行ってみたぞ」

私が参加した日本での2日間のプログラムは、本場d.schoolでの3日間コースを
ぎゅっと凝縮したもの。

これまで色々な研修を企画したり、受けてきましたが
これほどまで手を動かし、短い時間でたくさんアウトプットした研修はありませんでした。

タイトな時間設定の中で、アイデアを出し、どんどん作ってはフィードバックをもらい
作り替え、アイデアを出し、またフィードバックをもらい。。。

面白かったのは、どんな概念的なものも、実際に「形(プロトタイプ)」にして
していくところです。

少し前、「ほぼ日」で糸井重里さんとリンダ・グラットンさんが対談されていましたが
そこにも、「あらゆる概念は形になると考えています」と印象的な言葉がありました。
 
「100年生きるわたしたちの価値観。」
 
素早く形にすることで、具体的な活用場面も浮かびますし、ユーザーの意見を
正しくもらうこともできます。

掃除機で有名なダイソンは、5,127個もの試作品を生み出しだと言われています。
アップルは、製品化する前に10個以上のプロトタイプを同時に作り厳選していくそうです。

プロトタイプは、お金と時間をかけずにすぐに作れるものが原則で
ワークショップでは、粘土や箱や、色紙、毛糸や串など、100円ショップにあるような
素材がたくさん用意されていました。

そして、
デザイン思考の一番最初のステップは「共感」なのですが
この場面で徹底した観察やインタビューが行われます。
 
目的は、ユーザーの「ニーズ」を聞き出し、「インサイト」を探るためです。
重要なのは、ニーズの後ろに潜む、インサイトをどう見つけるか。

例えば、ライオン社は新しい洗剤の開発のために
一般ユーザーのお宅にあがり、洗濯シーンを観察したそうです。

すると、いくつかの家庭で、柔軟剤を2倍入れる人や
香水を振りかける人がいることが分かりました。

ユーザー(主婦)のニーズは、もちろん「汚れを落としたい」
のですが、実は一部のユーザーは「洗濯物が香っている」ことが
汚れが落ちた、ひとつの指標となっていることに気づいたのです。

これがまさに「インサイト」。そして開発されたのが「香りつづくトップ」。
大ヒット商品となったそうです。

採用のシーンでも活用できませんか?
応募者のニーズに潜むインサイトは一体なんでしょうか。

実はわたしたちコヨーテの採用ソリューションは
ターゲットの選定と彼らのインサイトを探る事から始めていました。

具体的には、学生団体や大学へ訪問したり、内定者のインタビューを行ったり。
ワークショップを体感しながら、自分たちのやってきたことが正しかったのだと
感じて嬉しくなりました。

きっとこれからの採用は、ターゲットのインサイトにどれほど着目できるかが
重要になってくるでしょう。
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Dr.K(左)
滋賀県に生まれる。主流を好まず、マニアックを追求することに喜びを感じる。採用って世界中でやってるのに知らないこと多すぎない?と探究心に火がつき、2009年からこの研究所を立ち上げる。誰も知らない採用情報を仕入れた時はひとりほくそ笑んでいる。

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大阪府に生まれる。食べることが大好きで高校生並みの胃袋を持つ。長年採用に関わってきたがKに誘われ研究所の立ち上げに参画。このネタどこで仕入れたの?とつっこみたくなるほど憎い企業の採用を紹介するのが得意。

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