--世界のユニークな採用試験を紹介する「面接の研究所」--

株式会社コヨーテのオフィシャルブログへようこそ。当研究所では、世界中の気になる企業の採用現場を調べて、そのユニークな採用試験を紹介しています。取り上げる企業は、誰もが知っている世界的な有名企業もあれば、名前も知らない小さな企業もあります。しかし、ここで取り上げるどんな企業も「仲間を募ることへの強いこだわり、熱い想い」は共通していました。そしてその想いは、求職者までもファンにしてしまうものばかりです。ユニークな採用試験の背景にひそむストーリーを楽しんでください。

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コラム #137 ダイレクトリクルーティングのメリット
こんにちは、コヨーテ菊池でございます。

先日アップした「ダイレクトリクルーティングとは何か」の続編として、ダイレクトリクルーティングを導入するのことのメリットについて、お話したいと思います。

まず前回のおさらいですが、ダイレクトリクルーティングとは「求人メディアやエージェントといった「仲介役」を介さずに、直接採用候補者とやりとりする採用活動のこと」と定義させていただきました。

そのために、仲介役が担っていた役割を、採用設計段階においてきちんと構築しないといけないんですね。マーケティングの行動心理モデルでいうところの「A(認知)」と「I(興味付け)」あたりです。

ただ、求人媒体を使わずにどうやって企業知ってもらい興味を持ってもらうかは、簡単ではありません。お金ではなく、知恵と工夫が求められる採用といっても過言ではないでしょう。

そのため、多くの企業が「うちには無理だ」とか「今の仕事を増やすのは無理だ」と敬遠する企業が多数。この時点で9割ぐらいの企業が脱落するのではないでしょうか(この現状をなんとかしたいとコヨーテは活動しておりますが)

しかし、果敢にダイレクトリクルーティングに挑戦する企業もあります。そうした企業が挑戦する理由をお伺いすると、以下の5つぐらいがあがってきます。

<ダイレクトリクルーティングへの期待>

1.既存の採用方法では来ない人材が欲しい

これは「転職マーケット」に自社の欲しい人材を見つけることが難しい。だから転職活動をしていない、今現場で活躍している人材が欲しい、という会社です。いわゆる「顕在転職希望者」ではなく、「潜在転職希望者」へのアプローチをしたい企業ですね。潜在転職希望者はもちろん求人関連のサービスは活用していないので、「仲介役」が手の届かない領域となるわけです。

2.会いたい人にだけ会いたい

いわいる募集型の求人メディアなどを利用すると、応募は来るけど欲しい人材になかなか出会えないという話はよく伺います。ある外資系企業の人事さんが新卒採用で某就職サイトを利用しようとしたところ、アメリカ本社のHRのトップから「5名の採用に、なぜ1万人の応募を集めるんだ。優秀な人材を5人集めて、私たちに会わせるのが君の仕事だろう」と言われたそうです。日本式の「たくさん集まったほうが良い人材が採用できる」はある意味真実かもしれませんが、「非効率」「パワー分散」「不合格者ケア」という問題もはらんでいるのです。

3.採用費用を圧縮したい

年間100名の中途採用を主に人材紹介会社経由で採用している会社の採用予算は、1人あたりの紹介手数料を150万とすると、年間1億5000万の採用予算。この予算を半分でも従業員に還元できるのであれば、なんと喜ばしいことか。もちろん採用活動費用はコストではなく、未来への投資であることは間違いありません。ただ、投資額を減らしながら、質を担保することができたら、それほど会社にとっていいことはありません。もちろん、ダイレクトリクルーティングとは予算が一切かからない採用という訳ではありませんが、人材紹介会社頼りの採用からの脱却は採用担当にとって大きなテーマではないでしょうか。

4.企業ブランドに左右される採用活動から脱却したい

企業ブランドとは、採用においてとても大きなパワーを持ちます。仕事内容ではなく企業名をみせるだけで応募者の志望度が上がったり下がったりします。名前の知られてない中小企業にとっては採用におけるいかんともしがたい大きな課題です。この「知らない会社」を如何に知ってもらい、興味を持ってもらうか、こそダイレクトリクルーティングの本質であります。

5.お互いのミスマッチを減らしたい

採用活動とは、応募者と企業のコミュニケーション活動でもあります。お互いのことを理解し合い、期待しあうために、情報のやりとりをします。そこに「仲介役」が入れば入るほど、伝言ゲームになりコミュニケーション濃度は薄くなり、メッセージも弱くなります。ダイレクトリクルーティングとは「仲介役」をなくす採用手法のこと。直接コミュニケーションする採用です。こうしたコミュニケーションロスをなくすることで、相互理解を深めミスマッチを減らすことができるかもしれません。

以上がダイレクトリクルーティングに対する企業の期待です。これ以外にもあるかもしれませんが、大きくはこのあたりに集約するでしょう。

次回は、「ダイレクトリクルーティングとはどんな活動?」について、コヨーテが手がけた事例も合わせてご紹介しながらお伝えいたします。(K)

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滋賀県に生まれる。主流を好まず、マニアックを追求することに喜びを感じる。採用って世界中でやってるのに知らないこと多すぎない?と探究心に火がつき、2009年からこの研究所を立ち上げる。誰も知らない採用情報を仕入れた時はひとりほくそ笑んでいる。

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大阪府に生まれる。食べることが大好きで高校生並みの胃袋を持つ。長年採用に関わってきたがKに誘われ研究所の立ち上げに参画。このネタどこで仕入れたの?とつっこみたくなるほど憎い企業の採用を紹介するのが得意。

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