--世界のユニークな採用試験を紹介する「面接の研究所」--

株式会社コヨーテのオフィシャルブログへようこそ。当研究所では、世界中の気になる企業の採用現場を調べて、そのユニークな採用試験を紹介しています。取り上げる企業は、誰もが知っている世界的な有名企業もあれば、名前も知らない小さな企業もあります。しかし、ここで取り上げるどんな企業も「仲間を募ることへの強いこだわり、熱い想い」は共通していました。そしてその想いは、求職者までもファンにしてしまうものばかりです。ユニークな採用試験の背景にひそむストーリーを楽しんでください。

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コラム #079 変わらないといけない。(テレビを見て思ったこと)
先日、フジテレビの深夜番組で就活を取り上げるものが、2つ続いて放送されていました。

ひとつは「1924」という番組で、どうやら19歳から24歳ぐらいまでの男女を対象に
その世代の関心事を取り上げるトークドキュメンタリー(?)らしいです。
そこで、今の「超・就職氷河期」を取り上げていました。

二つ目は「就活の神様」という特番。どうやらこの時期に年に1回放送しているようです。
そこではいくつかの大学の3人組が、面接を想定した突如出される質問に対して答え
その回答内容を企業の人事担当が評価するという番組です。

 1月に入り、間もなく多くの企業が説明会を開催する時期になりました。
学生にはぼちぼち説明会告知のメールなども届き始め、いよいよ意識が就活モードに
突入する時期ですので、関心も高かったと思います。

何気なく番組を見ていたのですが、そこでよくあるフレーズに2度ほど遭遇したのです。

それは、「僕もそうだったから」です。

社会人の先輩、年配の上司、などがよく使うフレーズです。

使う場面はこうです。

「やりたいことを見つけなさい、なんて良くいうけど難しいよね。
僕も今は偉そうに言っているけど、昔は何やりたいなんかわからなかったもの。
僕もそうだったから、やりたいことがみつからないことを心配しないで。」

と活動に悩んでいる学生に励ます一言。

かく言う私も、時折つかっていました。

でも、その時気付いたのです。

これは気をつけて使わないといけない言葉だ、と。

私がそう思った理由は、「昔はやりたいことがわからない、でよかった時代だが
今は、やりたいことがわからない、では通用しない時代」だからです。

ハタチそこそこの若者の考える「やりたいこと」は
今も昔の若者もそれほど変わっていないような気がします。

しかし、大きく変わったのは社会環境です。

右肩上がりの経済成長をベースに、終身雇用、年功序列があった上での新卒一括採用は
学生が多少甘い考えをしていても、ある程度の意欲さえあれば働き口があった時代です。
(少し語弊があるかもしれませんが、今と比べると、です。)

方や、今の就職状況は、そうではありません。10人活動して4人は働けない時代です。
(働けないのか、働かないのか、問題の切り口は色々ありますが)

学生は社会人の先輩が「やりたいことなんて簡単に見つからないから」と慰めても
「そうか、先輩たちもそうだったんだ」と甘い気持ちでいているとその4人に入ってしまいます。

これからの学生は、今までの学生以上に「将来を見つめないといけない」と思います。

おそらく答えは簡単に見つからないでしょう。

しかし、答えのない回答に対して、簡単に諦めるのではなく、いろんな先輩の話を聞いたり
本を読んだり、社会活動をしてみたり、真剣に探すことに意味があるのだと思います。

同時に、社会人の先輩も意識を変えないといけません。

私たちが入社できた時代とは全く違う時代に、彼らは入社するのです。

過去の自分の考えではなく、今の自分の考えを伝えてあげるべきだと感じました。

そして、慰めの言葉をかけるのではなく、
どうしたらもっと早くから自分のやりたいことが見つけられるかを
真剣に考え、その道を作っててあげる必要があると考えます。


昨日、情熱大陸の中で、ミャンマーの貧しい子供たちを無償・無給で治療している
吉岡秀人さんが紹介されていました。

献身的に子供たちの未来のために活動している彼の姿に共感したのと同時に
エイズで両親をなくした孤児たちの生活が衝撃的でした。

親や時代や国を選べない子供たち。

もしかしたら、自分もそんな場所で生まれたかもしれない。

今の就活生だってそう。

彼らが、この時代を選んだわけではなく、たまたまこの時代を生きることになったのだと。

そう考えると、私たちはやはり、そんな時代の彼らの行く先を一緒によりよくしていく責任を
私たち社会の先輩は負っているのだと自覚しました。(K)


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