レポート#049 面白法人カヤックの採用 『会社のリアルを伝える』 |
2010.07.08 Thursday
面白法人カヤック。ユニークな採用試験というフィールドで、僕らが注目している企業です。
カヤック社は、1998年に設立し、Webに関する事業(オリジナルサービス事業、Web制作
等)を中心に事業を展開していて、本社は鎌倉にある会社です。
僕がカヤック社を知ったのは、6年程前に「総務の森」という総務系の仕事をしている方向け
のお役立ちサイトを活用していたのですが、そのサイトを当時運営していたのが同社でした
(後に営業権を譲渡し、現在はカウネット社が運営中)。
カヤックのサービスを生み出すスタイルは、需要があるから作るというモデルではなく、こう
いうモノを作りたい、作ってみたいというところが起点になっています。なんと本社の1階には
カフェがあるのですが、そのカフェもやりたいという強い声から誕生したそうです。
個人がまず手を挙げて、そこから本当に作りたいものかという想いを大切にしていく。
ゼロからイチを作り出すサービスにこだわりを持っています。
そういう意味では、一人ひとりの役割が大きいですし、任されたからにはやり遂げる気概が
いりますし、会社もそれに賭けるという部分があると思います。
今月号の人材教育のベンチャー列伝のコーナーに、代表の柳澤大輔さんが取り上げられて
いましたが、カヤックスタイルに共感しつつ、個性を持った人をひきつけ続けるために、さまさま
な取り組みをしているのが伺えました。
その中で、採用についての考え方に触れられていましたが、自社がどんな会社がということを
把握して外へアピールする。まずは自分たちがどういう会社であるかということを明確にすること
が重要であると。
まず自社がどういう会社かを知ってもらう。そのためにユニークな独特な制度や考え方を世に
公にするスタイルをとっています。
〔カヤックのユニークな諸制度や考え方(一例)〕
・サイコロ給
(毎月給料日前に、社員全員がサイコロを振って、サイコロの目(%)×基本給が加算される制度)
・360度評価
(個人の成長を促すため、半期に一度行う多面的評価制度)
・旅する支社
(海外に住居兼オフィスを一定期間借りて仕事をする制度。海外でも日本にいるときと同じレベル
の仕事をすることが条件)
・ぜんいん社長合宿
(社員は全員、半期に一度「社長合宿」に参加し、全員が社長になったつもりで会社のことを考え
る合宿)
・退職者支援制度
(退職者には元カヤックい社員という名刺を渡す。辞める際には次の会社に推薦を書いてくれる)
知れば知るほど、こだわりが感じられます。退職者支援制度は「カヤックでここまでやってきた人
物です」と会社が推薦してくれるというのは、聞いたことがありません。
未来の候補者に憧れ感を作る。ただし憧れ感を持って見てもらうためには、自分たちが理想とす
るスタイルを磨きつづけるしかない。楽しく仕事をする一方で、それ以上に自分たちに厳しいルール
を課して、ストイックにやり続けなければならない。
今年の新卒用のリクルーティングサイト(→コチラ)に次の内容が書かれていました。
「何をやるか」より「誰とやるか」
本気で仲間の個性を活かし、仲間の「やりたい」を大事にします。ただ「好きな人とだけ楽しくやれ
ればいい」という意味ではなく、僕ら自身が成長し、変わり続けることで、一緒に何かをる“誰か”が
どんどん広がっていく。そんなあり方を目指しています。
人が集まる会社を目指す、そんなカヤックの発信し続けるメッセージには、いい人を採用するため
にヒントがたくさん隠されています。
カヤック社は、1998年に設立し、Webに関する事業(オリジナルサービス事業、Web制作
等)を中心に事業を展開していて、本社は鎌倉にある会社です。
僕がカヤック社を知ったのは、6年程前に「総務の森」という総務系の仕事をしている方向け
のお役立ちサイトを活用していたのですが、そのサイトを当時運営していたのが同社でした
(後に営業権を譲渡し、現在はカウネット社が運営中)。
カヤックのサービスを生み出すスタイルは、需要があるから作るというモデルではなく、こう
いうモノを作りたい、作ってみたいというところが起点になっています。なんと本社の1階には
カフェがあるのですが、そのカフェもやりたいという強い声から誕生したそうです。
個人がまず手を挙げて、そこから本当に作りたいものかという想いを大切にしていく。
ゼロからイチを作り出すサービスにこだわりを持っています。
そういう意味では、一人ひとりの役割が大きいですし、任されたからにはやり遂げる気概が
いりますし、会社もそれに賭けるという部分があると思います。
今月号の人材教育のベンチャー列伝のコーナーに、代表の柳澤大輔さんが取り上げられて
いましたが、カヤックスタイルに共感しつつ、個性を持った人をひきつけ続けるために、さまさま
な取り組みをしているのが伺えました。
その中で、採用についての考え方に触れられていましたが、自社がどんな会社がということを
把握して外へアピールする。まずは自分たちがどういう会社であるかということを明確にすること
が重要であると。
まず自社がどういう会社かを知ってもらう。そのためにユニークな独特な制度や考え方を世に
公にするスタイルをとっています。
〔カヤックのユニークな諸制度や考え方(一例)〕
・サイコロ給
(毎月給料日前に、社員全員がサイコロを振って、サイコロの目(%)×基本給が加算される制度)
・360度評価
(個人の成長を促すため、半期に一度行う多面的評価制度)
・旅する支社
(海外に住居兼オフィスを一定期間借りて仕事をする制度。海外でも日本にいるときと同じレベル
の仕事をすることが条件)
・ぜんいん社長合宿
(社員は全員、半期に一度「社長合宿」に参加し、全員が社長になったつもりで会社のことを考え
る合宿)
・退職者支援制度
(退職者には元カヤックい社員という名刺を渡す。辞める際には次の会社に推薦を書いてくれる)
知れば知るほど、こだわりが感じられます。退職者支援制度は「カヤックでここまでやってきた人
物です」と会社が推薦してくれるというのは、聞いたことがありません。
未来の候補者に憧れ感を作る。ただし憧れ感を持って見てもらうためには、自分たちが理想とす
るスタイルを磨きつづけるしかない。楽しく仕事をする一方で、それ以上に自分たちに厳しいルール
を課して、ストイックにやり続けなければならない。
今年の新卒用のリクルーティングサイト(→コチラ)に次の内容が書かれていました。
「何をやるか」より「誰とやるか」
本気で仲間の個性を活かし、仲間の「やりたい」を大事にします。ただ「好きな人とだけ楽しくやれ
ればいい」という意味ではなく、僕ら自身が成長し、変わり続けることで、一緒に何かをる“誰か”が
どんどん広がっていく。そんなあり方を目指しています。
人が集まる会社を目指す、そんなカヤックの発信し続けるメッセージには、いい人を採用するため
にヒントがたくさん隠されています。