--世界のユニークな採用試験を紹介する「面接の研究所」--

株式会社コヨーテのオフィシャルブログへようこそ。当研究所では、世界中の気になる企業の採用現場を調べて、そのユニークな採用試験を紹介しています。取り上げる企業は、誰もが知っている世界的な有名企業もあれば、名前も知らない小さな企業もあります。しかし、ここで取り上げるどんな企業も「仲間を募ることへの強いこだわり、熱い想い」は共通していました。そしてその想いは、求職者までもファンにしてしまうものばかりです。ユニークな採用試験の背景にひそむストーリーを楽しんでください。

レポート#121 Serviceplan社の採用 「1屬旅ゴ饋粥

求職者に向けて作られた1屬梁腓さのポスター。

 

こんな大きなスペースに、皆さんならどんなPRをするでしょうか。

 

 

ドイツにある広告会社Serviceplan社は、一切何も描きませんでした。

 

そう、そこにはただ大きな真っ白なポスター。

 

 

これは”1 of CURIOSITY.”と名付けられた美大生対象の採用キャンペーンです。

 

美術大学の「告知ボード」に貼らたこのポスターは、ただの白い紙じゃなんです。

 

コインでこすると文字や絵が出てくるスクラッチのような技術で
鉛筆やマジックで白いポスター塗りつぶしていくと
会社からの隠されたメッセージが浮かび上がる仕組みになっています。

 

 

しかし、誰かがこの白いポスターに好奇心を持って何かを描き始めないと、そのメッセージは浮かんできません。

 

でも、それでいいのです。

 

Serviceplan社は、この白紙の大きなキャンバスを見たときに何かを表現してみたい、と好奇心をもってくれる学生を求めていたからです。

 

そして彼らは描き始めたときに異変に気づきます。

 

このポスターには、何か仕掛けがあると。

 

好奇心をもって、さらに塗りつぶしていくとそこにはこんなメッセージが浮かび上がります。

(実際の作品をご覧ください)

 

よいアイデアはいたるところに隠れている。探し続けろ!

 

 

 

たとえ説明がないときでも、考え続けよう。

 

 

こんなハードワークを必要とするデザインて疲れない?

 

Serviceplan社は、この採用キャンペーンのねらいについてこう語っています。

 

私たちは、常に好奇心をもってアイデアを探す人材を探しています。

真っ白な状態から、新たな表現に挑むクリエイターです。

そんな彼らは、きっとこの採用キャンペーンの仕掛けに興味を持ってくれるでしょう、と。

 

このキャンペーンには、サブタイトルがあります。

 

THE DO-IT-YOURSELF RECRUITMENT POSTERS.

自ら描く採用ポスター

 


好奇心から生まれる採用ポスター。

その大胆なアイデアに心奪われますね。

 

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レポート#119 マクドナルドの採用 「キャッチコピー」

 

"24時間戦えますか"

"そうだ、京都に行こう"

"きれいなお姉さんは、好きですか"

 

私たちが、記憶している優れたキャッチコピー。

 

広告にキャッチコピーはなくてはならないものですが、採用広報においても大変重要です。

 

 

ただ、採用キャッチコピーはどうも抽象的で似たものが多いのも事実。

 

 

"「今こそ」〜あなたの未来をここから始める〜"

"未来は、オープンだ。アイデアで変えられる。"

"あなたと新たなストーリーを。"


これらは有名メーカーさんの採用キャッチコピーですが、どうでしょうか。

 

このコピーだけ見ても、なかなか心掴まれないと思います。

 

学生が見ているのは隣に書かれている社名です。

 

知名度がない会社が真似しても、?となるだけです。

 

 

しかし、中には思わず心を掴まれれる採用キャッチコピーも存在します。

 

ある企業の採用ポスターに書かれたキャッチコピーを紹介しましょう。

 


この求人ポスターには、大きな文字でこのように書かれています。

 

私たちは、トルコ人を雇いません。

 

ギリシャ人も、ポーランド人も、インド人も雇いません。

 

エチオピア人、ベトナム人

 

中国人、ペルー人も雇いません。

 

この求人ポスターを出したのは、あのマクドナルド。

 

グローバルカンパニーで、このような人種差別が許されるのでしょうか。

 

思わず目を疑ってしまいます。

 


でも、ご安心ください。

 

求人ポスターの一番下、小さな文字でこのようなことが書かれています。

 

スウェーデン人も、韓国人も、関係ありません。

 

私たちは、「あなた」を雇いたいのです。

 

私たちは、あなたの名前がどうかなんて気にしません。

 

なぜなら「志」と「意欲」に、国籍は関係ないからです。

 

(途中略)

 

あなたも、ぜひマクドナルドへ。

 

 

あっと驚くメッセージで興味を促し、あえて小さな文字で力強い採用スタンスを表明しています。

 


たった1枚。たった数行の言葉だけで心をつかむキャッチコピー。

 

私たち採用に関わる人間も、もっと磨くべきものですね。
 

 

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レポート#118 リンクトインの採用 「次のキャリアを考える」

「ALLIANCE(アライアンス)―人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用-
 

リンクトイン創業者のリード・ホフマンさんらの書籍で、GWの読み直しの一冊。

 

今日はリンクトインの採用面接から入社の場面を見ながら従業員と長期的な関係を築くときに、何をメッセージとして語りかけるか触れてみたいと思います。

 

まずは、幹部の一人、ケビン・スコット氏から。

 

面接で「リンクトインを辞めた後は、どんな仕事をしたいの?」と聞きます。

 

リンクトインで働いたら、その次はどんな仕事がしたいのかと。

 

「本当は長く働いてほしいけれど、もし辞めるとしても、その後のキャリアにプラスになる機会を提供するよ」というメッセージが裏にあります。

 

また別の幹部であるマイク・ガムソン氏は、「当社の社員が、どこかの時点で会社を辞めるであろうことはわかっています。だからといって人材育成や、そのために機会を提供する等、人への投資していく私の気力は一向に衰えません」

 

「今後のキャリアについて話すのは大歓迎だし、仮にそのキャリアプランにリンクトインが含まれてなくてもまったく問題ない。部下にしても自分の成長が本人と私の共通のメリットであると理解しやくすくなります。」

 

実際には、リンクトインにいる期間に自分の価値を高めても、その力が顕在化するのは転職後ということもあるそうです。それでもリンクトインで過ごす数年間で最速で成長してくれるのが、双方にとってベストだと。

 

一定期間、会社への貢献することは求めるが、どこかで去るとしても、その人の成長に繋がるのであれば良しとする。

 

本著の中では、コミットメント期間(特定のミッションに対する会社と社員の道義的責任を具現化したものを意味する)を考え、ある一定の期間、2年〜4年くらいで何を課していくのかを決めて仕事をしていく。特に「パーソナライズされたコミットメント期間をつくる」という表現が印象に残りました。

 

優れた社員を引き止めておくことが非常に難しいシリコンバレーの話だろうと思われるかもしれませんが、社員と長期的な関係築く視点でとらえると、定着率を高めるヒントがあるかもしれませんね。

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レポート#117 吉野家の採用 「奨学金という採用アイデア」

2017年3月末、「吉野家、学生バイトに奨学金 入社で全額返済免除」というニュースを様々なメディアが報じました。

 

吉野家ホールディングスは同社で働く大学生アルバイトを対象とした奨学金制度を導入する。入学金や学費分の資金を貸与する。返済は卒業後に同社に入社すれば全額、同業の飲食チェーンに入社時でも半額をそれぞれ免除する。経済的な問題を抱える若者を支援し、外食業界を支える人材を育てる。

日本経済新聞 2017/3/30 記事より抜粋)

 

 

まず2018年4月に大学に入学予定の高校生アルバイトを対象に実施するようで、その選考基準は勤務態度や学業の状況等を考慮するとのこと。

 

大学在学中も吉野家の店舗で週3時間以上働くことが条件となっています。

 

優秀な人材の雇用の確保がねらいとされていますが、その背景には今の若者の経済的な問題があります。

 

日本学生支援機構によると、経済的な問題を抱えて大学進学が難しい若者は増加傾向にあるようで、10年前と比べると奨学金の利用率が1,7倍になったとあります。


この「奨学金」を活かした雇用戦略は、日本では新聞奨学生などが有名ですが、アメリカでも、こうした制度を取り入れる企業があるようです。

 


コーヒーチェーンのスターバックスでは、アメリカ従業員の大学の授業料を全額負担する制度を開始しました。

 

米コーヒーチェーン大手スターバックスは、従業員がオンラインで大学の学位を取るための費用を全額負担する計画を明らかにした。労働市場が逼迫(ひっぱく)する中で人材の呼び込みとつなぎ止めを狙う。対象は週に20時間以上勤務する米国内の従業員だ。

 今回の計画は、スターバックスが昨年からアリゾナ州立大学(ASU)と提携して実施している従業員支援を拡大するもの。これまではオンライン学士課程で最後の2年間の授業料を払い戻すとしていたが、全額拠出に変更する。
ウォールストリートジャーナル 2015/4/7の記事より抜粋)

 

働きながら大学に通える。

 

これはアメリカのオンライン授業のシステムが普及していることも実現できる大きな要因ですが、学びたい、大学卒業の資格を得たいと考える社員にとってはメリットがとても大きいです。

 

そして、就職先を探す若者にとっても、こうした取り組みは印象の良い会社として認識されるでしょう。


「教育研修制度が充実してます」とPRするだけでなく、学びたくても学べない、通いたくても通えない、そんな悩みを解決する奨学金制度も今後活用していきたい採用アイデアですね。

 

 

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レポート#116 ザッポスの採用 「スピード・インタビュー」

採用はお見合いのようなものと言われます。

 

お互いの相性や、ともに未来が描けそうかを確認し合う。

 

 

 

「スピード・デート」というイベントをご存知でしょうか。

 

大勢の男女が一堂に会し、1組あたり数分間という短い「デート」を行います。

 

時間が経つと司会者がペアを変えるよう誘導。

 

複数人の相手と短時間デートを繰り返し、気に入った相手を見つけるというものです。

 

1998年後半、アメリカのビバリーヒルズのあるカフェで行われたのが発祥と言われており、その後世界中に広まりました。

 

 

この「スピード・デート」から採用アイデアを思いついた企業があります。

 

このブログでもたびたび紹介しているザッポス(Zappos)です。

 

人事部は企業文化の「門番」であり、採用はその入り口と考えている企業であり、文化への適合に妥協がない会社としても有名です。

 

選考活動はまさに「デート」だと捉える中で、このアイデアに行き着いたのでした。

 

 

その選考の名は「スピード・インタビュー」

 

やり方はこうです。

 

求職者5人とインタビュアー5人がそれぞれペアとなり、1回あたり5分の持ち時間でローテーションしていきます。

 

インタビュアーは1人の求職者に5つの質問を投げかけ、求職者はそれぞれの回答に1分以内に答えなければいけません。

 

つまり5分で1クールが終わり、ペア交代。

 

また同じように5つの質問をうけ、短時間で合計25の質問を受けることになります。

 

 

1分以内の回答ですから、それほど深い回答が期待できるわけではありません。

 

ただ、ライブ感のある雰囲気の中で求職者の飾らない姿を、複数のインタビュアーで見ることができるため、ザッポスの文化に合いそうかどうかの判断は十分に可能です。

 

また、求職者も質問の内容やインタビュアーの雰囲気から、自分に合いそうかも分かるでしょう。

 


恋愛、結婚、デート、この辺りのキーワードでアイデアを探ると、温かみのある採用企画が生まれるかもしれませんね。

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レポート#115 パタゴニアの採用 「リクルーティングキャンプ」

4月のこの時期といえば、入社式から新人研修という企業が多いのではないでしょうか。

 

5年前になりますが「入社式はWELCOMを伝える日」と題してブログにアップした三菱鉛筆さんの「鉛筆削り入社式」。

 

なれない手つきで鉛筆を小刀で削る新入社員たち。これからパートナーとなる鉛筆で、入社後の決意をカードに書き込む。

 

先日、何気にテレビを見てたところ、ニュースで取り上げられていました。今や筆記具を中心に多角的に事業を展開してますが、原点に戻る機会を最初にタイミングでつくる。削った鉛筆とカードは大切な宝物になるのでしょうね。

 

そして、春といえば、体を動かしたくなる季節です。久しぶりにパタゴニアのWebサイトに行き、さらに採用ページに。

 

まずは、パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナード氏の言葉、採用へのこだわりではじまります。

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パタゴニアは通常、新しい従業員を募集するため『ウォールストリート・ジャーナル』紙に広告を出したり、就職説明会に参加したり、人材スカウト会社を利用したりしない。それよりも、友人、同僚、取引先など、非公式の紹介網を通じて探すことを選ぶ。ただ仕事のできる人間ではなく、その仕事に「最適の」人物がほしいのだ。とはいえ、特別扱いや特典をほしがる「花形」社員は、求めていない。私たちにとっては共同作業が最高の形態なので、パタゴニアの文化は協調的な者を高く評価する一方で、脚光を浴びたがる者はあまり容認しない。

・・・・

先に述べたとおり、私たちは従業員として、パタゴニア製品のコアなユーザー、つまり暇さえあれば山や自然の中で過ごしたいと考える人たちを求めている。

・・・・

全員に共通する特徴は、サーフィンであれオペラであれ、クライミングであれ庭いじりであれ、スキーであれ地域活動であれ、外の世界への情熱を持っていることだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

パタゴニアが審査項目として特に重視するのが以下の2点。

[現在、アウトドアスポーツに熱心に取り組んでいる方]

例えば、クライミング、スキー、スノーボード、トレイルランニング、登山、フライフィッシング、カヤック、サーフィンなど

 

[環境問題に関心の高い方]

 

だから、履歴書や資料を応募者が用意するときにも環境に配慮していただけると有難いとメッセージを出しています。

 

そんなパタゴニアが、採用の際に合同選考会をリクルーティングキャンプというネーミングで打ち出しています。これはエリアの複数の直営店スタッフをリクルーティングをする際、合同行うというものですが、ネーミングを少し変えるだけで印象が変わります。

 

細かいところですが、その企業が何にこだわっているか。

 

どんな会社なのかというイメージがネーミングひとつで伝わってきます。

 

こういう人に応募してきてほしいから、

ネーミングにも一工夫して募集をかける、そんな視点も大切ですね。

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:36 | category: レポート |
レポート#114 フォルクスワーゲンの採用 「目立たない求人募集」

「会社の第一線で活躍している人を採用したい。」

 

中途採用において、そう考える企業は多いと思います。

 

 

ただ、その会社で活躍している人は、転職市場にいないことがネックです。

 

 

転職を考えていない人に、転職を考えてもらうきっかけをどう作るか。

 

この難しい問題を、ドイツの自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、ある大胆なアイデアで解決しました。

 

 

彼らが採用ターゲットにしたのは、自動車修理の技術者。

 

 

ドイツのフォルクスワーゲン本社には、修理のためお客様から回収した車がたくさんあります。

 

その車に”ある細工”をしました。

 

そして、その車の修理をドイツ中の腕の良い修理会社に依頼します。

 

 

技術者が車の下の潜り込むと、なんど車体の底に「技術者募集/フォルクスワーゲン」の文字が。

 

 

 

まさにバリバリ現場で働く技術者しか見ることができない求人広告。

 

予期せぬタイミングでの企業からの誘いに、それまで転職を考えていなかった技術者からの応募があり、見事採用に成功したそうです。

 

フォルクスワーゲンの、もっとも”目立たない”大胆な採用アイデア。

 

求人市場にいない人材の獲得事例として、参考にしてみてください。

 

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レポート#113 HAJIMEの採用 「オープンカンパニー」

米田肇さん、1972年10月、枚方市生まれ。

 

理工学部で電子工学を学び、1996年に電子部品メーカーに就職し、その後、1998年、料理人に転進。その後日本、フランスのレストランで仕事をして、2009年、オープンして1年5ヶ月というミシュラン史上世界最短で三ツ星を獲得した、HAJIMEのシェフ。

 

SNSの投稿で、経営者の想いや考えを知り、さらに歩んできたキャリア、お店のづくりの考え等、どんどん興味を持ち、リサーチしていく中で、採用へのこだわりにたどり着きました。

 

米田肇さんのSNS投稿より

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

『世の中は厳しい、だからこそ』

 

「あそこのお店、この間入った新人のサービスの人が辞めたみたいですよ」

 

「この前入った専門学校の卒業生、1ヶ月もしないうちに逃げ出しました…」

 

「ハジメさん、今の働いているお店のシェフとうまくいかなくて辞めようかと思っているのですが…」

 

などなど、すぐに辞めてしまう話や相談を聞くことが多いです。

 

その原因が劣悪な職場環境が原因になっている場合は、完璧に経営者側に問題がありますので、改善に努めなくてはいけません。これは、結果的にこの業界の大切な人材を失うとともに、業界全体の損失につながるので、重大な問題です。

 

しかし、本人の考え方が未熟な場合はどうでしょうか?

 

「最近の子は…」とすぐに言いそうになりますが、私たちも若い時は「宇宙人」「新人類」と言われ、理解不能と言われた世代です。なので、「最近の子は」と考えずに、原因を探し、応援するように努めなくてはいけません。

 

では、原因はどこにあるでしょうか?

 

考えられることは、理想と現実の差です。

 

「思っていたのと違う」

「思っていたよりも厳しかった」

「思っていたよりも大変だった」

 

などということが精神的なストレスとなり、耐えられない場合です。先行きの読みが甘かったために、その差に悩むことになったわけです。

 

それでは、どのように考えれば良いのでしょうか?

 

まず、何か新しいことをスタートする時、また挑戦する時は、「こうなればいいなぁ」というような理想を思い描くことが大切です。そして、その理想を思い描きながら、

 

必ずうまくいく

必ず成し遂げる

必ずやり抜く

 

というようなポジティブな思考が必要です。

 

しかし、そう考えるのと同じように、

 

現実は、思ったよりも厳しくなる

現実は、必ず壁が現れる

現実は、思ったよりも大変になる

 

ということを考える必要があります。

 

この二つをきちんと頭の中で共存できてることが、攻撃と防御になるので大切です。

 

しかし、簡単に辞めてしまう人に限って、この現実を甘く見ていることが多いような気がします。そのために、少しのストレスがかかっただけで、心が折れたり、嫌になったりして辞めてしまいます。

 

私は何かをスタートする時に、いつも

 

世の中はそんなに甘くない

世の中は思った以上に厳しい

 

と腹をくくるようにしています。

 

そして、そんな厳しい状況が待ち構えていても、

 

必ずうまくいく

必ず成し遂げる

必ずやり抜く

 

とその現実の厳しさ以上に自分を応援するようにしています。

 

うまくいかなくて悩んでいる人

思ったよりも現実の厳しさを感じている人

ストレスでおかしくなりそうになっている人

 

想定外だったかもしれません。しかし、わかったと思います。世の中は甘くないです。世の中は厳しいです。それは常識なのです。

 

だからこそ、負けてはいけない。

そこからがスタートです。

負けずに頑張ってください!!!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

採用イベント、SNSなど、経営者の想いを様々なカタチで発信していく。それを見てワクワクしていく。そんなHAJIMEに興味を持ったのですが、実際にどのような採用活動をしているか、Webサイトで告知しています。

 

HAJIMEオープンカンパニー(先日3月20日に開催)

 

オープンスクールならぬ、オープンカンパニー。

 

また、昨年のオープンカンパニーの取材の様子もサイトに載っていました。

「HAJIME」のオープンカンパニーに潜入してみた(クックビズ総研)

 

自分たちが、どのような会社で、何を目指して、スタッフの想いを聞き、教育のスタイルを知る。オープンに知る場と機会をつくり、とことんまで魅せる。

 

そういうお店だからこそ、働いてみたい、チャレンジしていみたいという人が集うのだと思います。

 

採用で、一人の仲間を迎え入れるまでに、どこまでのことができるのかを、改めて考えるきっかけになりました。

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:33 | category: レポート |
レポート#112 IKEAの採用 「キャリアの指示書」

数百人の採用を、コストゼロで実現するには?

 

そんなウルトラCを実現させた採用キャンペーンを紹介しましょう。

 

仕掛けたのはスウェーデンの家具メーカーIKEA。

オーストラリアに出店した時の採用キャンペーンです。

 

 

オープン当初たくさんのスタッフが必要です。

 

ただ彼らは、やみくもに遠くまで探しに行きませんでした。

 

 

彼らが募集のターゲットにしたのは、商品を買いに来た「お客さま」です。

 

IKEAの商品を気に入っているであろうお客さまに、入社を呼び掛けたのです。

 

 

ただ、よくお店で見かける「スタッフ募集」の張り紙ではありません。

 

IKEAならではの工夫を凝らした呼びかけをしました。

 


まず、ある「指示書」を作成しました。

 

IKEAの勝因を購入したことがある方はイメージできると思いますが
家具の組み立て手順が書かれた、あのシンプルな「指示書」。

 

ただ、ここにアイデアが。

 


タイトルは「キャリアの組み立て手順」

 

応募までの手順が描かれています。

 

 

それを、商品の入った段ボール箱に入れます。

 

 


商品を購入して、組み立てようとした時に、この「キャリアの組み立て手順」が登場。

 


この洒落の効いたシンプルなメッセージは、家族や友人に口コミで広がりました。

 

 

4285件の応募があり、280名のスタッフの採用に成功したのです。

 

商品を梱包する段ボール箱が、新たなチャネルとなり、指示書は求人メディアとなりました。

 

 

みなさんも求人メディア以外でも、募集メッセージを届けるツールはありませんか?

 

思いがけない場所であればあるほど、そのインパクトは大きいものです。

 

IKEAの募集コストゼロの採用キャンペーン。ぜひ参考にしてみてください。

 

※IKEAの採用キャンペーンをまとめた動画はこちらです。

IKEA: Career Instructions
 

| comments(0) | trackbacks(0) | 20:06 | category: レポート |
レポート#111 里山十帖の採用 「共感」

新潟県魚沼市の秘湯にある大沢山温泉にある宿、里山十帖

 

過去に私たちのブログでもとりあげた「自遊人」。採用情報メッセージや、FAQのつくりかたなど、すてきなと思い、何度か綴りました。

 

その自遊人を率いる代表取締役/クリエイティブ・ディレクター岩佐十良さんが2014年に立ち上げた宿です。

 

ホテル・旅館、さらに地方都市ということを考えると、その採用には、とても苦戦しているイメージがありますが、そこは岩佐さんの宿。

 

自遊人ってどんな会社ですか?と聞かれて、「常識を常識と考えない会社」と答えるのですから、前代未聞であることも、他社に例がないことも、どんどんやる会社。

 

「横並びの求人では採用できない」と、仕事のマルチタスク化、早番、遅番をつくりメリハリの効いた働き方の提供。他のところで常識と考えられている未経験者採用やシフトなど、従来からある考え方、それも変えた方がよいということを思い切ってする。

 

サービススタッフの多くも「里山十帖」の考え方に共感して、全国から応募してきた人を採用しています。何人もスタッフが「働きたい」と集まってきたのです。

 

外資系企業の通訳、豆腐屋の三代目、大手通信会社の人材教育部、レストラン経験者。一般的な旅館のサービス部門とはかなり異なる多彩な顔ぶれです。

 

「旅館のサービスは特殊なのに、経験者をひとりも入れないでよく運営できますね」とよく言われたそうです。でも、岩佐さんは、むしろ未経験者だからこそ、成り立っていると考えているそうです。

 

とはいえ、当初、料理人の採用には苦戦したそうです。岩佐さんが目指したのは、旅館料理とは全く違う新しい形の地産地消の料理。土の力を感じる、素材の味を活かした料理。新潟の伝統野菜や山菜、魚沼産のコシヒカリ・・・そんな素材と地域の食文化を取り入れた、新しい「地方の食」を目指す。

 

自分のメッセージを明確に伝えても、全く響かず、集まらなかったのです。

 

それでも、軸をぶらさず自分のやりたいこと伝え続けます。

 

その中で、料理の現場をみているチーフ・フードクリエイター(料理長ではなく、料理もクリエイターでなければならないという想いから・・・こんなところにもこだわりを感じます)の北崎さんと出会います。

 

その出会いも、北崎さんが実際に里山十帖に泊りにきて、そこで岩佐さんと話し意気投合して、お店を締めて、結果ジョインする。

 

京都の名門で修行し、金沢で自分のお店をもっていたのに、迷わず一緒になる。

 

一つの出会いも、また共感。

 

「体験と発見こそが真の贅沢」それが里山十帖の考えるラグジュアリー。想いの積もった経営者の宿。一度泊まってみたいものです。

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★取り上げた企業
アップル
面白法人カヤック
スマイルズ
サウスウエスト航空
Google
日本マクドナルド
三鷹光器
ソニー生命保険
グリー
ビジネスバンク
ポジカル
ヌフカフェ
日東電工
SBIホールディングス
USAA
パーク・コーポレーション
ベアーズ
ファーストリテイリング
ユナイテッドアローズ
ヴァージン・グループ
サイバーエージェント
武田薬品工業
アンデルセングループ
SAMURAI
ラーンネットグローバルスクール
SAS
パタゴニア
クックパッド
アーネスト・シャクルトン
グロービス
明神館
リッツカールトン
コメリ
ウォルトディズニー
37シグナルズ
プラザクリエイト
ザッポス
たねや
くるみの木
ヤフー
マイクロソフト
IDEO
柴田陽子事務所
テクスティーグル
オープン・エー
臨海セミナー
はてな
ソフトバンク
アメリカンファミリー生命保険
ケムテック
シコー
秋山木工
スターブランド
ライフネット生命
ビィー・トランセグループ
吉本興業
都田建設
ECスタジオ
オイシックス
ロート製薬
日本電産
ヤマト運輸
ネスレ日本
アスロニア
DeNA
アイスタイル
あきゅらいず美養品
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アサツーディ・ケイ
アールシーコア
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コヨーテ採用研究所

株式会社コヨーテ
Dr.K(左)
滋賀県に生まれる。主流を好まず、マニアックを追求することに喜びを感じる。採用って世界中でやってるのに知らないこと多すぎない?と探究心に火がつき、2009年からこの研究所を立ち上げる。誰も知らない採用情報を仕入れた時はひとりほくそ笑んでいる。

株式会社コヨーテ
Dr.T(右)
大阪府に生まれる。食べることが大好きで高校生並みの胃袋を持つ。長年採用に関わってきたがKに誘われ研究所の立ち上げに参画。このネタどこで仕入れたの?とつっこみたくなるほど憎い企業の採用を紹介するのが得意。

≪コヨーテのHPはこちら≫
http://coyo-te.co.jp/
≪取材などのお問合せはこちら≫
info@coyo-te.co.jp
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